コラム執筆者:柔道整復師 新藤 公一
杉並区・阿佐ヶ谷
杉並区役所・南阿佐ヶ谷駅徒歩2分
整体をメインに行っている
バランス・ラボ整骨院、代表の新藤公一です。
・膝に痛みがあるけど、原因がわからない
・手術をすすめられても手術は避けたい
・できればこのまま生活を維持したい
変形性膝関節症でも、整体で膝の痛みは
改善できる?
関節に異常がないのに痛い…
その理由とは?
膝関節に痛みを感じた時
多くの方がまず思うのは
関節がわるくなっているのでは?
という不安です。
診察検査で「異常なし」と言われたのに
膝が痛むケースは少なくありません。
変形性膝関節症は
関節の変形や軟骨(半月板)のすり減りに
よって痛みが出るとされていますが
実際には変形があっても痛みがないケース
僅かな変形があって痛みが出るケース
と症状は様々です。
つまり、変形=痛みの原因とは限らない
個人的にはそう感じています。
整体で膝の痛みが改善できる理由
当院での対応方法は
関節の構造だけに着目するのではなく
全身のバランスからアプローチします。
・股関節や骨盤のゆがみがらの膝の痛み
・足首や足底の動きからの膝の痛み
・左右の筋肉バランスの崩れによる痛み
大きく分けると
3パターンになりますが実際のところは
個人差も大きく出ている印象があります。
膝の痛みを根本から見直すには
膝だけを見ていては
本当に原因が見つからない。
膝は股関節と足首に間にある関節です。
つまり、膝の動きは上下の関節の影響
そして骨盤のゆがみの影響をも
強く受けるものだと考えています。
・股関節が硬い→膝に負荷がかかりやすい
・骨盤のゆがみがある
→左右どちらかに多く負担が集中する
・足首が硬い→膝への衝撃が入りやすい
膝の痛みの原因を探る為に
全身の動きとバランスを評価することは
1度、痛みが改善しても再発防止のために
重要な指標と考えております。
手術と判断する前に別の選択肢を
変形=痛みが改善しない
ではありません。
40歳代以降、関節の形状がある程度
変化するのはカラダにとっては自然です。
そうした変化があるから
すぐに手術や注射が必要だとは
個人的には考えていません。
実際に当院では、以下のようなケースを
対応しております。
・変形性膝関節症と言われたけど
手術せずに痛みを改善して日常生活を維持
したい。
・注射や薬で一時的によくなっても、すぐに
元に戻ってしまう。
・長時間座った姿勢から立つ時に
膝がすごく痛む
膝の負担を軽減するカラダの使い方や歩き方
姿勢改善、筋肉バランス調整などで
アプローチして、手術を選択することなく
無事に日常生活を取り戻せたケースは
多数存在しています。
膝の軟骨はなぜ?減るのか?
膝の軟骨=半月板
40歳を過ぎると軟骨の水分量が年齢と共に
減少すると言われており
軟骨の機能でもあるクッション性が低下する
とも言われています。
骨や軟骨も細胞から出来ているので
年齢と共に水分を細胞内に留めていく機能
低下が起こり、軟骨の機能及びその大きさも
徐々に小さくなることで
「摩耗」しているような印象を受けます。
カラダは細かく言えば、細胞から出来上がって
いるので、例えば皮膚から年齢共にシワが
できやすくなるのも、この水分量が低下する
ことでできやすくなってしまいます。
骨と軟骨では、軟骨も基本的には骨と同じ
細胞成分で構成されていますが
水分量が多いことでクッションとしての
機能があることになります。
加齢・経年劣化で保湿機能が低下することで
その軟骨の大きさも小さくなると
いえるのだろうと思います。
まとめ
変形性膝関節症は整体で痛みの改善の
可能性がある
・関節の変形=痛みの原因とは限らない
・股関節・骨盤・足首など全身バランスが
膝に影響する
・整体では全身から膝への負担を減らし
痛みを改善できる可能性がある
・手術せずに改善したいと思う方こそ
整体でのアプローチがオススメ
コラム執筆・監修者
株式会社カラダ・リバランス
バランス・ラボ整骨院
代表取締役 新藤 公一
厚生労働大臣認定 柔道整復師
公益社団法人 東京都柔道整復師会 会員
公益社団法人 日本柔道整復師会 会員
経歴:
1989年 東京都中野区内整骨院勤務
1998年 東京都杉並区内整骨院 分院長勤務
2017年 東京都杉並区阿佐ヶ谷で
バランス・ラボ整骨院 開設
バランス・ラボ整体院 開設
代表取締役
株式会社カラダ・リバランス