杉並区・阿佐ヶ谷のバランス・ラボ整骨院です。
「マッサージを受けた翌日から肩が痛い」
「整体を受けた後、全身が筋肉痛のようにつらくなった」
「施術を受ける前より身体が重く感じる」
「揉み返しだから大丈夫と言われたけれど、本当に問題ないのだろうか?」
このような経験はありませんか?
身体を楽にしたいと思って施術を受けたのに、かえって痛みやだるさが出てしまうと不安になるものです。
一般的に、マッサージや整体などを受けた後に生じる筋肉痛のような痛みや不快感を「揉み返し」と呼ぶことがあります。
しかし、施術後に痛みが出ることが、必ずしも身体が回復している証拠とは限りません。
この記事では、揉み返しが起こる理由、自宅での対処法、注意すべき症状に加えて、40年以上の臨床経験から感じている「強い施術・長い施術と効果の関係」についてお伝えします。
目次
揉み返し(もみかえし)とは?
揉み返しとは、マッサージや整体、指圧などの施術後に生じる痛みやだるさを指す一般的な呼び方です。
医学的に明確に定義された病名ではありません。
例えば、
- マッサージを受けた場所が翌日痛くなった
- 肩や背中が筋肉痛のようになった
- 押された部分に触れると痛みを感じる
- 施術後から身体が重く、だるく感じる
といった症状です。
軽い違和感が一時的に現れる場合もありますが、施術後の痛みにはさまざまな原因が考えられます。
そのため、すべての症状を揉み返しと判断することはできません。
揉み返しと筋肉痛は同じもの?
揉み返しと呼ばれる症状は、運動後の筋肉痛に似ている場合があります。
しかし、必ずしも同じ仕組みで起こっているとは限りません。
運動後の筋肉痛は、普段と異なる運動負荷などによって生じます。
一方、マッサージや整体後の痛みは、外部から加えられた圧迫や刺激、もともとの身体の状態などが関係している可能性があります。
「筋肉痛のようだから問題ない」と自己判断せず、痛みの強さや経過を確認することが大切です。
揉み返しが起こる原因とは?
1.施術の刺激が強すぎた可能性
マッサージや整体では、筋肉やその周囲の組織に外部から力が加わります。
その刺激が身体の状態に対して強すぎたり、同じ場所に繰り返し加わったりすると、施術後に痛みや圧痛が生じる場合があります。
例えば、
- 強く押される施術を受けた
- 同じ場所を長時間揉まれた
- 痛みを我慢しながら施術を受けた
- 普段あまり刺激を受けない部分を集中的に施術された
といった場合です。
ここで大切なのは、刺激が強いほど施術の効果が高くなるわけではないということです。
2.刺激に対する反応には個人差がある
私は長年の臨床経験から、同じような施術でも、身体の反応には大きな個人差があると感じています。
ある方にとって心地よい刺激が、別の方には強すぎる場合があります。
例えば、同じ室温でも暑いと感じる方と寒いと感じる方がいるように、痛みや圧迫に対する感覚にも違いがあります。
また、普段の活動量や体調、睡眠状態、もともとの痛みの程度などによっても、施術後の感じ方が変わることがあります。
そのため、施術の強さや時間を一律に決めるのではなく、身体の状態に合わせて調整することが重要です。
3.施術後の痛みには別の原因が隠れている場合もある
施術後に痛みが現れたとしても、必ずしも筋肉への刺激だけが原因とは限りません。
もともとあった関節や神経の問題、症状の自然な変化などが関係している可能性もあります。
特に、施術前にはなかった強い痛みやしびれ、力の入りにくさなどが現れた場合は注意が必要です。
施術後の不調をすべて「揉み返し」や「好転反応」として片づけないことが大切です。
揉み返しは何日くらいで治まる?
軽い筋肉痛のような痛みや違和感であれば、数日程度で落ち着く場合があります。
ただし、症状が続く期間には個人差があり、痛みの原因によっても異なります。
時間の経過とともに軽くなっているか、それとも強くなっているかを確認してください。
次のような場合には、単なる揉み返しと考えず、医療機関への相談をおすすめします。
- 痛みが徐々に強くなっている
- 数日たっても改善する様子がない
- 強い腫れや内出血がある
- 新たなしびれや力の入りにくさがある
- 発熱や強い体調不良がある
- 歩行や日常生活に支障が出ている
急な麻痺、歩行困難、排尿・排便の異常などがある場合には、速やかに医療機関を受診してください。
揉み返しが起きたときの対処法
1.痛みを強める刺激を避ける
施術後に痛みがある場合は、同じ場所をさらに強く揉んだり、無理にストレッチしたりすることは控えましょう。
「もう一度強く揉めば楽になるのでは」と考える方もいらっしゃいますが、刺激を重ねることで痛みが強くなる可能性があります。
痛みの程度に合わせて活動量を調整し、無理のない範囲で過ごしてください。
2.温める?冷やす?
揉み返しのような痛みがある場合、必ず温める、あるいは必ず冷やすという決まりはありません。
熱感や軽い腫れがある場合には、タオルで包んだ冷却材を短時間当てることで、痛みが和らぐ場合があります。
一方、軽い筋肉のこわばりでは、心地よい程度の温かさで楽になることもあります。
いずれも、症状が強くなる場合は中止してください。
強い腫れや熱感、痛みがある場合には、自己判断で対処を続けず、医療機関に相談しましょう。
3.水分補給と十分な休息
施術後にだるさを感じる場合には、無理な運動を避け、十分な休息をとることが大切です。
水分は普段どおり適切に補給しましょう。
大量の水を飲むことで、筋肉の老廃物が排出され、揉み返しが早く治るという効果が確立しているわけではありません。
また、体調が優れないときには、飲酒や長時間のサウナなど、さらに身体へ負担をかける行動は控えることをおすすめします。
4.施術を受けた施設に症状を伝える
施術後に痛みが出た場合には、
- いつから痛くなったのか
- どの場所が痛むのか
- どのような動作で痛むのか
- 時間とともに軽くなっているか
などを施術者に伝えてください。
施術内容や刺激量を見直すための重要な情報になります。
ただし、症状が強い場合には施術者への相談だけで済ませず、医療機関で評価を受けることが大切です。
強いマッサージほど効果があるのでしょうか?
ここからは、私が40年以上の臨床経験の中で感じてきたことをお伝えします。
これまで、多くの患者さんと接する中で、
「もっと強く押してほしい」
「痛いくらい揉んでもらった方が効く」
「しっかり揉まれた感じがしないと物足りない」
といったお話を伺ってきました。
肩や背中が硬いと感じると、強い力でほぐしてもらった方が早く楽になるように思えるかもしれません。
そのお気持ちは理解できます。
しかし、強い刺激を受けた感覚と、身体の状態が良い方向に変化することは、必ずしも同じではありません。
強い刺激によって一時的に満足感が得られる場合もありますが、身体の状態によっては、施術後の痛みや不快感につながる可能性もあります。
大切なのは、どれだけ強く押したかではなく、現在の身体の状態に対して、どのような刺激が適切なのかを考えることです。
施術時間は長いほど効果があるのでしょうか?
もう一つ、これまでの臨床経験で何度も感じてきたことがあります。
それは、施術の価値を「時間の長さ」で判断される方が少なくないということです。
実際に、
「1回の施術は何分ですか?」
「1時間いくらですか?」
「長くやってもらった方が効果がありますよね?」
といったご質問をいただくことがあります。
もちろん、リラクゼーションや気持ちよさを目的とする場合には、施術時間の長さがサービスを選ぶうえで大切な要素になると思います。
同じ料金なら、できるだけ長く施術を受けたいと考えることも自然なことです。
しかし、身体の痛みや動作の不調に対する施術では、少し考え方が異なります。
例えば、腰が痛い方に対して、腰の筋肉を長時間揉み続けることが、必ずしも適切とは限りません。
股関節の動きや骨盤の状態、歩き方などを確認する必要がある場合もあります。
また、刺激に敏感な方に長時間の施術を行えば、それだけ身体への負担が増える可能性もあります。
施術時間の長さと、施術によって得られる効果は、必ずしも比例しません。
私が考える施術の価値とは
私は、施術の価値を単純に「何分受けたか」「どれだけ強く押してもらったか」で判断するものではないと考えています。
大切なのは、
- 現在の身体の状態を確認しているか
- 痛みや不調がどのような動作で現れるかを把握しているか
- 施術の目的が明確になっているか
- 身体の状態に合わせて刺激量を調整しているか
- 施術後の変化を確認しているか
- 今後どのような生活を送りたいかを共有しているか
ということです。
例えば、
「長く歩けるようになりたい」
「階段を不安なく上り下りしたい」
「仕事中の首や肩のつらさを軽くしたい」
という希望があれば、その目標に向けて何を確認し、どのような対応を考えるかが重要になります。
施術時間は必要な内容を実施するための一つの要素ですが、それ自体が目的ではありません。
マッサージと身体の状態に合わせた施術は、何が違う?
マッサージやリラクゼーションには、心地よさやリラックスを目的とする利用方法があります。
その価値を否定するものではありません。
一方、慢性的な痛みや動作の不調について相談する場合には、心地よさだけでなく、身体の状態を確認し、今後の対応を考えることも大切です。
バランス・ラボ整骨院では、単純に施術時間を長くすることや、刺激を強くすることを目的としていません。
まず身体の状態や生活上の困りごとを確認し、必要な施術内容を検討します。
そのため、時間の長さや強い刺激を最優先に希望される方には、当院の施術方針が合わない場合もあります。
反対に、
「強く揉まれるのは苦手」
「痛いところだけでなく、身体全体の状態を確認してほしい」
「施術の目的や今後の見通しを説明してほしい」
という方には、当院の考え方を知っていただければと思います。
揉み返しを防ぐために、施術を受ける前に伝えてほしいこと
施術を受ける際には、現在の痛みや不調だけでなく、過去に受けた施術での経験も伝えることをおすすめします。
例えば、
- 以前、強く揉まれて翌日痛くなった
- 首や肩を押されると痛みが響く
- 強い刺激が苦手
- 施術後にだるさが出やすい
- 特定の動作で痛みが強くなる
といった情報です。
施術者が身体の状態や刺激に対する反応を考えるうえで、参考になります。
また、施術中に痛みを感じた場合も、我慢せずに伝えてください。
「痛いほど効いている」と考えて無理に耐える必要はありません。
バランス・ラボ整骨院が大切にしている施術方針
当院では、膝・股関節・腰・首肩などの痛みや不調について、身体の状態や実際の動作を確認しながら施術を行っています。
主に確認するのは、
- 痛みが出る場所や動作
- 関節の可動域
- 筋肉の状態
- 姿勢や身体の左右差
- 歩行や立ち上がりなどの動作
- 日常生活で困っていること
などです。
医療機関での診断や検査結果がある場合には、その情報も大切にしています。
施術では、身体への負担に配慮したソフトな手技を中心に、状態に応じて内容を検討します。
また、当院が大切にしているのは、施術を受けた直後の感覚だけではありません。
「これからどのような生活を送りたいか」という患者さんの希望を確認し、その目標に向けて身体の状態を評価していくことです。
必要な施術の内容や通院頻度についても、身体の状態やご希望を踏まえてご説明しています。
まとめ|揉み返しは回復している証拠とは限りません
マッサージや整体を受けた後に生じる痛みやだるさは、一般的に「揉み返し」と呼ばれることがあります。
ただし、施術後に痛みが出ることが、必ずしも回復に向かっている証拠とは限りません。
大切なのは、
- 痛みの強さや経過を確認する
- 無理に強い刺激を重ねない
- 身体の状態に合わせた施術を選ぶ
- 症状が続く場合は医療機関に相談する
ということです。
そして、私が長年の臨床経験からお伝えしたいのは、「強い施術」「長い施術」が必ずしも良い施術とは限らないということです。
施術の目的は、強い刺激を受けることでも、長時間施術を受けることでもありません。
身体の状態を理解し、ご自身が望む生活に向けて、適切な方法を選ぶことが大切だと考えています。
マッサージや整体を受けても、不調が続いている方へ
「マッサージを受けてもすぐ肩こりが戻る」
「強く揉まれる施術が苦手」
「身体の状態をきちんと確認してほしい」
「自分に合った施術を相談したい」
このようなお悩みがある方は、一度現在の身体の状態を確認してみてください。
バランス・ラボ整骨院では、カウンセリング・身体の状態の確認・施術を通して、今後どのような対応が必要かを一緒に考えていきます。
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身体の状態を確認してほしい方
まず相談してから決めたい方
※症状によっては医療機関への受診をおすすめする場合があります。
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柔道整復師による監修・執筆

株式会社カラダ・リバランス
バランス・ラボ整骨院
代表取締役・院長
厚生労働大臣認定
柔道整復師
新藤 公一
公益社団法人 東京都柔道整復師会 会員
公益社団法人 日本柔道整復師会 会員
専門分野
• 股関節痛
• 変形性膝関節症
• 膝関節痛
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
整形外科で
• 「異常なしと言われた痛み」
• 「年齢のせいと言われた症状」
など、原因がはっきりしない慢性的な痛みに対する施術を得意としています。
経歴:
1989年
東京都中野区の整骨院に勤務
1998年
東京都杉並区内整骨院
分院長として勤務
2017年
東京都杉並区阿佐ヶ谷にて
バランス・ラボ整骨院 開設
バランス・ラボ整体院 開設
現在は杉並区阿佐ヶ谷を中心に
膝痛・股関節痛・腰痛などの慢性痛に悩む方の施術を行っています。
臨床経験
柔道整復師として
40年以上の臨床経験
これまでに
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 腰痛
などの症状で悩む多くの方の施術を行ってきました。
当サイトでは
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
などの症状について
臨床経験をもとに
わかりやすく解説しています。
症状でお悩みの方が
ご自身の体について理解を深める参考になれば幸いです。
監修記事
柔道整復師 新藤公一が監修した主な記事







