コラム執筆者：柔道整復師　新藤 公一

杉並区阿佐ヶ谷で整体をメインに行っている
バランス・ラボ整骨院、代表の新藤公一です。

ひとことに「腰痛」と言ってもさまざまな腰の痛みが
存在しています。腰痛の中でも具体的な原因がなく
突然、激痛が発生した場合には…
病院での検査をオススメします。
腰痛は急性腰痛や慢性腰痛と分類されますが
筋肉及び筋肉を包む膜（筋膜）の炎症と考えられ
何かしらの負担・負荷がかかるなどの明らかな原因が
存在するものなので、理由なく突然強い痛みが発生
するケースは、筋肉や骨格レベルの問題ではなく
内臓や血管などに問題が生じているケースもあり
多くの場合、緊急を要するケースなので
まずは病院での診察・検査を受けることを
強くオススメします。

腰痛は一般的？

腰の痛みは感じたことがないと言われるほど
二足歩行の人間にとって腰痛が発生することが多いと
されています。
男性女性、その年齢問わず腰痛はおよそ90％くらいの
方が経験のある痛みと統計結果が出ていて
肩こりも男性で6割、女性で8割程度の方に訴える方
が存在。
しかし、腰痛も肩こりも比較的軽く捉えられることの
多い症状とされているので…重篤な状態へと発展
しやすい「前兆症状」の1つとプロの立場では
認識しています。

出典：厚生労働省ホームページ

腰痛の慢性化

「腰痛は持病」と改善を諦めてしまっている方も
いらっしゃると思いますが…
寝起きでの腰の痛み、横になり始めで体を伸ばす際
の腰痛は苦痛なものです。
寒暖の差や天候、季節に影響される腰痛の状態も
きになるところですし、多くの用事をこなす際に
腰痛がなければ…どんなに楽か？と思う方も
多いと思います。
「放っておけばいつか消える」
こんな風に思う方もいらっしゃると思いますが
腰痛が本当に「消えた」んでしょうか？
痛みが消えた＝改善されたではなく
一時的に症状が収まっている＝沈静化している
専門的な判断では、その症状の一時的な沈静化
を繰り返すのが、慢性化への第一歩だと判断します。

長時間、座ることでの腰痛の発生
座ることを「腰をかける」と表現しています。
その言葉からすると…腰が休まるような表現に
感じられますが、座る姿勢は腰には負担がかかります。
例えば、座る姿勢で腰が休まらないといえる理由
の代表格になるのが…
急性腰痛＝ギックリ腰を起こされた時
座って過ごそうと考える方はいらっしゃらない。
とにかく横になって休もうと考えます。
過去にギックリ腰をされた方に、アドバイスとして
「長時間座った姿勢を続けることやソファに座ることは
さけるようにしてくださいね」
そう申し上げたのですが、座り続けた結果…
そのまま動けなくなってしまいました。
腰痛をお持ちの方は、できるだけ長時間座る姿勢を
避け、時々立ち上がって歩かれるようにする方が
腰痛の悪化を防ぐことができます。

柔軟体操やストレッチで腰痛を改善？

多くの方がご自身で腰痛を改善したいとお考えのようです。
日常的に柔軟体操やストレッチを行うのは
素晴らしいことで、是非継続して頂きたいと思います。
ただし、腰痛がない時に「予防」として行って頂きたい。
腰痛が発生し始めてから、柔軟体操やストレッチで改善を
試みる方も多くいらっしゃいますが…
柔軟体操やストレッチは「予防効果」を目的としたもの。
腰痛の改善を目的とした運動療法に用いることは
結果として腰痛の症状を強くしてしまうこともあります。
腰痛は発生した段階で、筋肉や筋膜に炎症を起こしている
可能性があり、柔軟体操やストレッチで炎症が起きている
筋肉や筋膜を動かしてしまうと、更に炎症症状が悪化し
痛みを増加させてしまう可能性があります。

腰痛にもその段階が存在し、発生した時期にするべきこと
炎症を起こし、腰痛の原因となる筋肉や筋膜の損傷部位が
回復に向かう段階でするべきこと。
その段階を把握できていないと、悪化させてしまう要因に
なってしまうので、十分慎重に判断することが求められます。

保険診療範囲で行う整骨院・接骨院での腰痛対応

保険診療での腰痛の扱いは「腰部・腰椎捻挫」となります。
腰痛もケガとして取り扱っていますので、その痛みの状態では
腰のアイシング・電気療法（低周波・干渉波）・湿布
場合によっては腰の固定。
急性期の腰痛をケガとしての施術で改善させるのが
一般的で本来、急性期以外の腰痛への施術は保険診療の対象外
となっています。
保険診療対象内・外でも、腰の電気療法（低周波・干渉波）
湿布・腰部のマッサージ（罨法）で改善するのが一般的です。

整体院・整骨院での自費診療での腰痛対応

当院での腰痛対応は整骨院であっても、保険診療を行いません。
急性期・慢性期と区別することなく、すべての腰痛に対応する
院の体制を整えているのがその理由です。
腰痛だから腰が悪い…
一般的にはそう考えると思いますが、当院での見解としては
腰以外の部分に原因があり、その原因を改善しなければ
腰痛は改善されないと考えております。
その原因は1つとは限りませんので、全てを語ることは難しく
最も多い原因の1つに骨格バランス・筋肉バランスの崩れから
生じる腰痛。ご自身でも気が付かないレベルでの体のゆがみが
腰痛を発生させる1つの要因であることが多いのです。
あくまで1つの要因で、さまざまな要因が重なって腰痛が
起こっていると考えられます。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。
初めて行く所で、どういうことをするのか？
どんな方が担当するのか？
どういう場所なのか？
多くの不安と心配があると思います。
当院では、悩みを改善したいけど…そうした思いを
抱くあなたの為に、初回お試しキャンペーンを
行っております。
まずは2回お試しいただき、その後の改善プロセスに
ご納得いただきたいと思っております。

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コラム執筆・監修者

株式会社カラダ・リバランス
バランス・ラボ整骨院
代表取締役　　新藤　公一

厚生労働大臣認定　柔道整復師
公益社団法人 東京都柔道整復師会　会員
公益社団法人 日本柔道整復師会　会員

経歴:
中野区内整骨院勤務　10年
杉並区内整骨院 分院長勤務 20年
2017年11月に杉並区阿佐谷南に
バランス・ラボ整骨院
バランス・ラボ整体院を開院