杉並区・阿佐ヶ谷のバランス・ラボ整骨院です。
「整体にはどんな種類があるの?」
「骨盤矯正、筋膜リリース、カイロプラクティックは何が違う?」
「自分の症状には、どんな施術を選べばいい?」
整体を探していると、さまざまな施術名や手技が出てくるため、違いが分からず迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
実は、「整体」という名称に統一された一つの施術方法があるわけではありません。
筋肉への手技を中心とするところ、筋膜へのアプローチ、関節や骨盤への施術、ストレッチや運動を取り入れるところなど、施術内容は院によって異なります。
また、「整体」と、国家資格に基づいて行われる「あん摩・マッサージ・指圧」や「柔道整復」も同じものではありません。
この記事では、柔道整復師として40年以上施術に携わってきた経験を踏まえながら、
・整体にはどんな種類があるのか
・整体の施術内容や手技の違い
・マッサージや整骨院との違い
・カイロプラクティックや筋膜リリースとは何か
・自分に合った整体を選ぶポイント
について分かりやすく解説します。
目次
整体にはさまざまな種類・施術方法がある
「整体」という言葉は広い意味で使われています。
そのため、「整体院」と書いてあっても、すべての院で同じ施術を行っているわけではありません。
例えば、
・筋肉を中心に施術する
・筋膜に着目する
・関節の動きを確認する
・骨盤や姿勢を確認する
・ストレッチを取り入れる
・運動や身体の使い方を指導する
・カイロプラクティックなどの手技を取り入れる
など、さまざまな考え方や施術方法があります。
さらに、一つの手技だけを使うのではなく、複数の方法を組み合わせている院も少なくありません。
そのため整体を選ぶときには、「整体」という名称だけではなく、どのような考え方で身体を確認し、どのような施術を行っているのかを見ることが大切です。
整体の種類・施術内容一覧
代表的な整体・手技療法について、それぞれの特徴を見ていきましょう。
筋肉への手技
筋肉に対して手や指などを使って刺激を加える方法です。
筋肉の緊張や圧痛、動かしたときの状態などを確認しながら施術します。
一般的な整体では比較的多く用いられている方法ですが、押す・揉む・伸ばすなど、その手技や刺激の強さは施術者によって異なります。
「強く押すほど効果が高い」というものではなく、症状や身体の状態に合わせて刺激量を調整することが大切です。
筋膜へのアプローチ・筋膜リリース
筋膜とは、筋肉などを包み、周囲の組織と連続している結合組織です。
整体やリハビリテーションなどでは、筋肉・筋膜周辺の状態や動きに着目した施術が行われることがあります。
「筋膜リリース」と呼ばれる方法にもさまざまな考え方や手技があり、手でゆっくり圧を加える方法や、身体を動かしながら行う方法などがあります。
「筋膜のねじれを解放する」などと説明されることもありますが、身体の状態をそれだけで説明するのではなく、筋肉や関節の動きなども含めて確認することが大切です。
骨盤・関節へのアプローチ
「骨盤矯正」「姿勢矯正」「関節調整」などと呼ばれている施術です。
骨盤や背骨、股関節などの動きや身体の左右差を確認しながら、関節周辺に手技を行う方法があります。
ただし、
「骨盤がずれているから痛い」
「骨を正しい位置に戻せば治る」
と単純に考えることはできません。
腰痛や股関節痛などでは、関節だけでなく筋肉、神経、身体の使い方などさまざまな要素が関係する可能性があります。
骨盤矯正について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
ストレッチを取り入れた整体
筋肉や関節を動かしながら柔軟性や動作を確認する方法です。
施術者が身体を動かすストレッチだけでなく、自宅で行うセルフストレッチを指導する院もあります。
ただし、身体が硬いからといって、すべての症状で強く伸ばせばよいわけではありません。
痛みやしびれがある場合には、その原因や状態を確認したうえで行う必要があります。
運動・身体の使い方を取り入れた整体
施術だけではなく、
・立ち方
・座り方
・歩き方
・関節の動かし方
・筋力やバランス
などを確認し、運動や日常生活での身体の使い方を取り入れる方法もあります。
特に慢性的な腰痛や膝痛、股関節痛などでは、施術を受けるだけでなく、日常生活でどのように身体を使っているのかを確認することも重要です。
カイロプラクティックとは?
カイロプラクティックは、19世紀末に米国で始まった徒手療法です。
背骨や関節などに対する手技を特徴とし、さまざまなテクニックがあります。
代表的な名称として、
・ディバーシファイド
・ガンステッド
・アクティベータ
・SOT(仙骨後頭骨テクニック)
・トムソン
などがあります。
日本ではカイロプラクターについて、日本の医師や柔道整復師などと同じ国家資格制度が設けられているわけではありません。
一方、米国などカイロプラクティックを法制化している国・地域では、所定の教育を受けたD.C.(Doctor of Chiropractic)という専門資格があります。
D.C.とM.D.(Medical Doctor=医師)は異なる資格です。
したがって、日本国内でカイロプラクティックを受ける場合には、「カイロプラクティック」という名称だけで判断せず、施術者の資格・教育歴や施術内容なども確認するとよいでしょう。
あん摩・マッサージ・指圧とは?
あん摩・マッサージ・指圧は、一般的な「整体」とは制度上の位置付けが異なります。
日本で医師以外の者が、あん摩・マッサージ・指圧を業として行うには、あん摩マッサージ指圧師の免許が必要です。
法律上も免許制度が定められており、国家試験を受けるためには認定された学校・養成施設で3年以上必要な知識・技能を修得することなどが求められています。
あん摩
あん摩は、日本で古くから行われてきた手技の一つです。
手や指などを使って身体に刺激を加える方法で、東洋医学の考え方を取り入れて行われる場合もあります。
マッサージ
手などを使って身体に刺激を加える手技です。
現在では「マッサージ」という言葉が一般的に広く使われていますが、日本では「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格制度が設けられています。
指圧
指や手掌などを用いて身体に圧を加える手技です。
特に親指を使って身体の各部へ圧を加える方法が広く知られています。
あん摩・マッサージ・指圧はそれぞれ歴史や手技に違いがありますが、日本では「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格として制度化されています。
整骨院・接骨院で行う柔道整復とは?
整骨院・接骨院では、国家資格である柔道整復師が柔道整復を行います。
柔道整復師法では、
柔道整復師とは、厚生労働大臣の免許を受けて柔道整復を業とする者
と定められています。
柔道整復師になるためには、指定された学校・養成施設などで3年以上必要な知識や技能を学び、国家試験に合格する必要があります。柔道整復では、骨折・脱臼・捻挫・打撲などの損傷について、その業務範囲に基づいた施術を行います。なお、骨折・脱臼については応急手当を除き、医師の同意なく施術することはできません。
また、整骨院・接骨院によっては、健康保険を使用しない自費施術として「整体」などを提供しているところもあります。
そのため、
「整体院」と「整骨院・接骨院」の違いと、「そこで実際にどのような施術を行っているか」は分けて考える必要があります。
整体の手技・技術は院によって違う
ここまで紹介したように、「整体」には一つの決められた施術方法があるわけではありません。
同じ「骨盤矯正」と書いてあっても、強い刺激を加えるところもあれば、関節をゆっくり動かすところもあります。
筋肉への手技を中心にするところもあれば、姿勢や動作、運動などを組み合わせるところもあります。
そのため、
「どの手技が一番優れているのか?」
だけで整体を選ぶのは難しいと考えています。
大切なのは、その手技を使う前に、
「現在の身体がどういう状態なのか」
「なぜその施術を行うのか」
を確認しているかどうかです。
整体師にも種類がある?資格について
ここも整体を選ぶ際に知っておきたいポイントです。
日本には、「整体師」という名称そのものの国家資格制度はありません。
一方、整体と表示している施設の施術者が、
・柔道整復師
・あん摩マッサージ指圧師
・理学療法士
などの国家資格を持っている場合もあります。
ただし、国家資格はそれぞれ法律上の業務範囲や役割が異なります。
「整体院」という施設名だけでは、施術者がどのような資格や教育を受けているのかまでは分かりません。
そのため初めて整体を利用するときには、施術者のプロフィールや資格などを確認することも一つの判断材料になります。
自分に合った整体の種類を選ぶ5つのポイント
整体を選ぶ際には、施術方法の名称だけではなく、
- 自分の症状や目的に対応しているか
- 施術前に身体の状態を確認しているか
- 施術内容について説明があるか
- 施術者の資格・経歴が確認できるか
- 必要な場合に医療機関への受診を勧めてくれるか
などを確認するとよいでしょう。
特に、痛みやしびれがある場合には、
「どんな手技を使うか」よりも「現在の状態をどのように評価するか」
が重要です。
腰痛・膝痛・股関節痛ではどの整体を選べばいい?
症状によっても、確認すべきポイントは変わります。
腰痛の場合
腰だけを施術するのではなく、腰椎や股関節の動き、姿勢、日常生活での身体の使い方などを確認しているかが一つのポイントです。
膝痛の場合
膝だけではなく、股関節や足首、立ち上がりや歩行なども確認することがあります。
特に歩くと痛い、階段がつらいなどの場合には、日常生活でどの動作に問題が出ているのかを確認することが大切です。
股関節痛の場合
股関節の動きだけでなく、骨盤や腰、歩行などとの関係も確認します。
整形外科で変形性股関節症などの診断を受けている場合には、その診断や画像検査などの情報も大切です。
「どの手技か」だけで整体を選ばないことが大切
整体には多くの種類があります。
しかし、40年以上臨床に携わってきた経験から、施術方法の名前だけで身体の状態が決まるわけではないと考えています。
同じ腰痛でも、
「座っていると痛い人」
「歩くと痛い人」
「立ち上がると痛い人」
では、確認する内容も異なります。
そのため、
手技ありきで身体を見るのではなく、身体の状態を確認したうえで必要な施術を考える。
これが重要です。
強い痛みやしびれ、進行する筋力低下、発熱を伴う痛み、転倒や事故後の強い痛み、安静にしていても続く強い痛みなどがある場合には、整体だけで対応しようとせず、整形外科などの医療機関を受診することが大切です。
杉並区・阿佐ヶ谷で整体をお探しの方へ
バランス・ラボ整骨院では、特定の一つの手技だけですべての症状に対応するという考え方ではありません。
姿勢や関節の動き、筋肉の状態、立ち上がりや歩行などを確認し、現在のお身体に合わせて施術内容を検討しています。
特に、
「整形外科で検査を受けたけれど痛みが続いている」
「腰や膝、股関節の痛みを繰り返している」
「このまま歩きにくくなるのが不安」
「仕事や趣味、旅行をこれからも続けたい」
といった方について、医療機関での診断や検査結果も大切にしながら身体の状態を確認しています。
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まとめ|整体には多くの種類があるため「手技+身体の評価」で選ぶ
整体には、筋肉への手技、筋膜へのアプローチ、骨盤や関節への施術、カイロプラクティック、ストレッチ、運動などさまざまな種類があります。
また、あん摩・マッサージ・指圧や柔道整復のように、国家資格に基づいて行われる施術もあり、一般的な「整体」とは制度上の位置付けが異なります。
そのため、
「整体ならどこでも同じ」
というわけではありません。
どんな手技を使っているのかだけでなく、
身体の状態をどのように確認しているのか、なぜその施術を行うのか
まで確認して、自分の目的や症状に合った施設を選ぶことが大切です。
柔道整復師による監修・執筆

株式会社カラダ・リバランス
バランス・ラボ整骨院
代表取締役・院長
厚生労働大臣認定
柔道整復師
新藤 公一
公益社団法人 東京都柔道整復師会 会員
公益社団法人 日本柔道整復師会 会員
専門分野
• 股関節痛
• 変形性膝関節症
• 膝関節痛
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
整形外科で
• 「異常なしと言われた痛み」
• 「年齢のせいと言われた症状」
など、原因がはっきりしない慢性的な痛みに対する施術を得意としています。
経歴:
1989年
東京都中野区の整骨院に勤務
1998年
東京都杉並区内整骨院
分院長として勤務
2017年
東京都杉並区阿佐ヶ谷にて
バランス・ラボ整骨院 開設
バランス・ラボ整体院 開設
現在は杉並区阿佐ヶ谷を中心に
膝痛・股関節痛・腰痛などの慢性痛に悩む方の施術を行っています。
臨床経験
柔道整復師として
40年以上の臨床経験
これまでに
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 腰痛
などの症状で悩む多くの方の施術を行ってきました。
当サイトでは
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
などの症状について
臨床経験をもとに
わかりやすく解説しています。
症状でお悩みの方が
ご自身の体について理解を深める参考になれば幸いです。
監修記事
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