杉並区阿佐ヶ谷で整体をメインに行っている
バランス・ラボ整骨院、代表の新藤公一です。

自律神経失調症って？

一言に「自律神経失調症」と言われても…
よくわからないですよね？
事細かに「交感神経・副交感神経」について説明を受けても
その要因・原因については多くの解説、説明が丁寧に詳しく
記載されています。
交換・副交換神経のバランスが崩れている状態から
起こり得るさまざまな症状をまとめて「失調症」と
呼ばれているので、理解しにくいのが現実だと思います。
簡単に言うと「原因不明で引き起こされる体調不良」を
「自律神経失調症」と関連付けて説明されるシーンが多い。

これまで、多くの「自律神経失調症」を推測される方を
対応してきましたが、個々に症状、状態が異なります。
個々に異なると言うことは、個々に異なる対応が必要に
なるので、あなたが通った所ごとに異なる説明を
受けることになってきます。
対応されたところの考え方、対応方法によって
さまざまになってしまいます。
例えば、よく眠れないから…と診察を受け、処方箋を貰い
飲んでみるけど、あまり改善されない。
セカンドオピニオンとして、別のところで診察を受けると
異なる処方箋を受ける。それでも改善されない。
この繰り返しで嫌になってしまう。
これも「自律神経失調症」と推測される症状の1つ。
最近では、睡眠障害を専門に受ける外来も出てきていると
聞いたことがありますので、睡眠に悩む方も多いと
いうことになります。

自律神経失調症の根本改善？

ここで考えるべきは
「自律神経失調症」を根本的な改善を考えるべきなのか？
それとも日常的に「自律神経失調症」とうまく付き合って
いく方法を考えるべきなのか？と言うことです。
個人的な考えでは、「自律神経失調症」の根本的な改善は
難しいと思います。
長い期間、この「自律神経失調症」に悩まれる方を
これまで対応してきていますが…
敢えて「関連性」があるとすれば、とても感受性が強い
ことが上げられます。
感受性は、光・音・気温・天気・対人関係などに敏感で
通常レベルで気にならないものでも、気になってしまう。
光に対する感受性で言えば、TVはパソコン、スマホも
発光する画面を見続けるものです。
自ずと無自覚に身体に刺激を受け続けているので
刺激に対して身体が反応していることが、無自覚に起こって
しまって、いつまでも頭がはっきりした状態が続く。
落ち着くまで時間がかかり、やっと落ち着いたと
思ったら…世の中は朝になっていて、仕事に行く時間。
仕事中に急激な眠気に襲われる結果となる。
これも「自律神経失調症」の1つの症状とも言えるでしょう。
ご本人からすれば、意識的に夜ふかしをしたのではなく
落ち着こう、眠ろうと努力したのにも関わらず…
こんな状態になることで、仕事に支障をきたしてしまう。
これでは仕事を続けることが難しくなってしまう…

一人ひとりが異なるように、性質・体質も異なります。
俗に言う「バイオリズム」生体リズムも異なって当然
特に世の中での生活スタイルがIT化の影響で
目からの刺激量が明らかに増大しているので
人間にも少なからず影響を及ぼしていると推測されます。
これが、結果として生体リズムのバランスを崩し
「自律神経失調症」と言う症状を引き起こしている
可能性が考えられます。
一人ひとりが個々に異なるのは、当たり前で
誰一人「同じ」ではないのですが、一般的に
「平均」を好む傾向にあり、平均的から外れている
傾向にあると…違和感を覚える結果となります。

症状に対する整体でのアプローチ方法とは？

当院の施術により、感覚でもある感受性を抑えることは
難しく、そもそも感覚的なものですので改善できるような
種類のものでもありません。
先程も申し上げているように、改善するものではなく
その結果、身体に出ている不具合を調整するように
して、身体の外からの刺激で身体の緊張状態を
緩和するようなアプローチを行う手段になります。
こうした状態にある方の身体の反応としては
表面的な筋肉には、力をいれているような状態が
認められます。それを無理にほぐそうとすると
痛みを感じることになります。
実際には、骨格に近い部分の筋肉に緊張が認められる
ケースを多く認めます。これで全身がしんどい状態
になったり、身体から力が抜けない状態になったり
入眠体制に入れなかったり＝落ち着きがなくなる
可能性があります。
身体の内部からアプローチすることは誰にもできず
外部からアプローチする他にないと考えます。
身体の緊張が少しでも緩和されることで
気持ち的にも落ち着くことができたり
入眠しやすさを感じたりできる可能性はあります。
イライラした状態もちょっとは？緩和できる
可能性もあります。

セルフケアはどうする？

整体やマッサージでの外部からの刺激
処方箋などのお薬での対応方法と多くのことを
試されるのはいいことだと思いますが
処方箋に依存することを好まないケースも多い。
ご自身でできることと言えば…
昔から良く言う「頭寒足熱」と言う方法を
試されるのはいかがでしょうか？
半身浴も良い結果を出されていると聞きますし
好きな香りを試すのもいいでしょう。
アロマテラピーを試しているケースもあります。
目からの刺激を避けて、耳や鼻などの感覚器官
からリラックス効果を得ることももちろんですし
温熱効果を上手に試されるのもいい方法だと
考えます。

コラム執筆・監修者

株式会社カラダ・リバランス
バランス・ラボ整骨院
代表取締役　　新藤　公一

厚生労働大臣認定　柔道整復師
公益社団法人 東京都柔道整復師会　会員
公益社団法人 日本柔道整復師会　会員

経歴:

1989年　東京都中野区内整骨院勤務
1998年　東京都杉並区内整骨院　分院長勤務
2017年　東京都杉並区阿佐ヶ谷で　
　　　　バランス・ラボ整骨院　開設
　　　　バランス・ラボ整体院　開設
　　　　
　　　　代表取締役　
　　　　株式会社カラダ・リバランス