コラム執筆者:柔道整復師 新藤 公一
整体後に腰痛が悪化したと感じる方へ
杉並区・阿佐ヶ谷で整体をメインで行う
バランス・ラボ整骨院、代表の新藤公一です。
結論からお伝えすると、
・一時的な反応の可能性
・刺激が強すぎた可能性
・タイミングが合っていない可能性
などが考えられます。
ただし、
「放っておいていいケース」と
「悪化しているケース」は異なります。
このページでは、
その違いと対処法をわかりやすく解説します。
整体後に腰痛が悪化した?!
・整体を受けた後に腰痛が悪化した
・骨盤矯正を受けた後に腰痛が悪化した
・整骨院で腰痛が悪化した
・接骨院で腰痛が悪化した
・治療の後に腰痛が悪化した
このようなお話は長年
この業界に身を置く
立場として多く耳にしてきました。
多くのご意見、ご感想はあると思います。
30年以上
この業界で治療に携わる立場から
1つの意見を申し上げます。
腰痛を改善する可能性のある場所に訪れ
予想していたものとは異なる結果になるのは
良くあることなので、答えは1つではありません。
1つだけ言えることは
「急性期の腰痛=ギックリ腰は悪化しやすい」
整体院・整骨院・接骨院などで行う施術は
カラダに刺激を与えて、回復力を高めるもの
刺激を与えれば、カラダは反応=変化を起こす
これが治療効果で回復力を高めることに
繋がってきます。
これまで多くのギックリ腰を対応して来ました。
100%の成果が出せたのか?と聞かれれば
答えはNoです。
成功率80%程度でしょうか?
なかなかの良い確率だと個人的には思ってます。
とても結果の出しやすいケースでもあります。
腰周辺の筋肉に炎症が起こる
少し専門的な話をすると
急性腰痛=ギックリ腰は
腰を支える周辺の筋肉
が炎症を起こしている状態です。
筋肉が傷んでいますから
力が入れづらくなる
その結果
「腰に力が入らなくなる」
「腰が抜けたようになる」
腰を支える筋肉にダメージがありますから
力を入れたくても
入れられない状態なんです。
ギックリ腰になる方は大概
忙しい方です。
腰痛で寝込んではいられない!
早く良くして自分が動かないといけない!
そんな想いから
治療を受ける行動になる
のではないのかな?
と想像しています。
ここで良く考えてみてください。
なぜ?急性腰痛になるのか?
カラダがベストコンディションであれば
腰痛が起きることはありません。
多忙で休む間もなく過ごしているので
腰痛を起こしてしまっているんです。
施術による変化で痛みが出やすい
腰痛と言うと単に筋肉が硬い
炎症が起きている。
筋肉を柔らかくすると緩和する。
そんなイメージではないかと
思います。
腰痛が発生するまでには
痛みが出るまでのプロセスがあり
状況が進行し、痛みが出る。
痛みが出る=感じる
痛みが出ない=感じない
その差は1%で変わると言われます。
腰痛が起きている状況から
腰痛が出ないような変化を加える
刺激を加えて、回復力を高めるのが
手技による施術です。
時として、感じている腰痛が
変化によって大きく痛みが増える
可能性はあります。
故に、当院では多くの注意事項を
伝えて、確実に守ってもらうよう
にしています。
・痛みが減っても安静にする
・痛みが出たら冷やすようにする
・入浴は短時間でできればシャワー
・長時間、座ることは避ける
・早めに休養をとる
・飲酒・運動は避けるようにする
頻繁に見受けられるのが
腰痛が施術により軽減したことで
「良くなった!」と感じ
無理してしまうケースです。
腰痛が出る出ないの違いは
1%のコンディション変化で
大きく変わってきます。
▼このような場合は注意が必要です
・施術後から痛みが強くなり続けている
・しびれが出てきた
・動けないほどの痛みがある
・数日経っても改善しない
→ このような場合は無理をせず、適切な判断が必要です
まずは「安静」にする
急性腰痛=ギックリ腰を起こしたら
まずは「安静第一」です。
腰周辺の筋肉に炎症を起こしていますから
温めるようなことも厳禁です。
血行促進は炎症に良くありません。
火に油を注ぐのと同じことです。
どんな素晴らしい治療を受けても
一気に良くなる可能性はとても低い
炎症と言う生体反応を短期間で鎮める
方法は残念ながら存在しません。
どのタイミングで治療を開始する
べきなのか?
その目安は、腰の痛みから徐々に
お尻周辺の筋肉に痛みが出始める
タイミングでいいと思います。
腰周辺の筋肉に起きていた炎症が
鎮静化し始めたサインです。
もしもあなたが
「いや、早く治して自分が動けないと
とても困るから、どうにかしてほしい」
とおっしゃる方もいらっしゃるのも
事実で、早めに結果を出す方法が
無い訳ではありません。
しかしながら
過去にそうしたケースを対応して
ご本人が
「自分のカラダは回復力高い」
と、お感じになったのでしょうか?
3度ほど、ギックリ腰の対応をして
「繰り返しているので危険ですよ?」
と何度も何度も注意していたのですが
結果として、足の痺れを伴う状態に
なってしまいました。
こちらとしても最大限、ご忠告
申し上げたにも関わらずにです。
非常に残念で仕方ないんですが
悪化してしまいました。
確かに痛みこそ、楽になりますが
腰痛を引き起こしていた原因と
なる筋肉の状態が十分に
改善できる間もなく
治療を中断し、いつも通りの
生活に戻られる。
どこかで
「痛くなったら、また行けば良い」
そうお考えだったのかもしれません
「痛くなったら」
これが腰痛の場合には特に盲点です。
短い期間で連続して腰痛が発生する
ことで慢性化の一途をたどることに
なってしまうのです。
慢性腰痛になりたいですか?
そんなことないですよね。
例えば、風邪をひく。
なんで風邪をひくんでしょうか?
免疫力が低下していたから
ウィルスが体内に侵入しやすく
なってしまっている。
なぜ?免疫力が低下するんでしょう?
疲労の蓄積、寝不足、ストレスなど
そうしたコンディションで
感染しやすくなる。
これは、多くのメディアで周知されて
いる内容だと思います。
腰痛を引き起こすのも同じです。
感染ではありませんが
疲労の蓄積や寝不足、ストレスで
腰痛も引き起こしやすくなります。
もし、
・整体後に悪化して不安
・このままで大丈夫か分からない
・どこに行けばいいか迷っている
という方は、
今の状態を一度きちんと確認することが大切です。
無理に我慢したり、自己判断で様子を見ることで、
かえって長引いてしまうケースもあります。
腰痛が悪化するもう1つの原因
腰痛を起こしてるカラダの状態
バランスを崩し、筋肉の状態も
悪いコンディションとなっています。
痛みが出ているのですから
理解できることと思います。
この状態から変化を加えて
正しいバランスを取り戻すのには
1度、バランスを崩すことも
回復させるために必要な刺激を
与えることになります。
回復力が旺盛な体質であれば
早い段階で良い成果を得ることも
期待できますが…
長期間腰痛を抱えていたり
何度も繰り返し腰痛を起こす
状態ですと、1度悪化する
可能性は高まります。
骨盤のゆがみがあるケースでも
同様にゆがみを改善するために
正しい位置に戻る為の
矯正を行えば、周辺の筋肉も
同時に反応してきます。
その際に、筋肉に痛みが発生する
ケースがあり、避けられない
場合もありえるものです。
アフターケアとして
当院では、その後の過ごし方や
注意点などを説明しますが
自己判断でアドバイス通りに
していただけないこともあります。
とても残念なんですが
そうしたアドバイスは
これまでプロとして同じケースを
多く対応し経験に基づくものです。
最後まで読んでいただき
本当にありがとうございました!
少しでもあなたの生活のヒントになれば
とても嬉しいです。
医療監修・執筆

株式会社カラダ・リバランス
バランス・ラボ整骨院
代表取締役・院長
厚生労働大臣認定
柔道整復師
新藤 公一
公益社団法人 東京都柔道整復師会 会員
公益社団法人 日本柔道整復師会 会員
専門分野
• 股関節痛
• 変形性膝関節症
• 膝関節痛
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
整形外科で
• 「異常なしと言われた痛み」
• 「年齢のせいと言われた症状」
など、原因がはっきりしない慢性的な痛みに対する施術を得意としています。
経歴:
1989年
東京都中野区の整骨院に勤務
1998年
東京都杉並区内整骨院
分院長として勤務
2017年
東京都杉並区阿佐ヶ谷にて
バランス・ラボ整骨院 開設
バランス・ラボ整体院 開設
現在は杉並区阿佐ヶ谷を中心に
膝痛・股関節痛・腰痛などの慢性痛に悩む方の施術を行っています。
臨床経験
柔道整復師として
40年以上の臨床経験
これまでに
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 腰痛
などの症状で悩む多くの方の施術を行ってきました。
当サイトでは
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
などの症状について
臨床経験をもとに
わかりやすく解説しています。
症状でお悩みの方が
ご自身の体について理解を深める参考になれば幸いです。
監修記事
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