杉並区・阿佐ヶ谷のバランス・ラボ整骨院です。
「整体と整骨院は何が違うの?」
「腰痛や肩こりなら整体と整骨院、どっちがいい?」
「接骨院と整骨院は同じなの?」
「整骨院なら健康保険が使える?」
このような疑問を持つ方は少なくありません。
実際、「整体」「整体院」「整骨院」「接骨院」は名前がよく似ていますが、資格制度や健康保険の取り扱い、対象となる症状などに違いがあります。
私は柔道整復師として整骨院での施術と、自費で行う整体の両方に40年以上携わってきました。
この記事では、その経験も踏まえながら、整体院・整骨院・接骨院の違いと、自分の症状ではどこを選べばよいのかを分かりやすく解説します。
目次
整体院と整骨院・接骨院の違い
まず、大きな違いを整理してみましょう。
| 整体院 | 整骨院・接骨院 | |
|---|---|---|
| 資格 | 「整体」という国家資格制度はない | 柔道整復師という国家資格が必要 |
| 主な施術 | 院によって大きく異なる | 柔道整復+自費施術など |
| 健康保険 | 原則として対象外 | 一定の条件を満たす負傷は対象となる場合がある |
| 慢性的な肩こり・腰痛 | 自費施術 | 原則として健康保険の対象外 |
| 施術内容 | 筋肉・筋膜・骨格・姿勢など院によって異なる | 外傷への施術、自費での整体など院によって異なる |
参考:厚生労働省「柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて」
つまり、
整体院=整体を提供する施設
整骨院・接骨院=国家資格である柔道整復師が施術を行う施設
というのが大きな違いです。
なお、「整骨院」と「接骨院」は名称は違いますが、どちらも柔道整復師が施術を行う施術所です。
整体院とは?
整体という言葉には非常に広い意味があります。
「身体を整える」という考え方のもと、
・筋肉への施術
・筋膜へのアプローチ
・ストレッチ
・骨盤矯正
・姿勢調整
・関節へのアプローチ
・カイロプラクティックなどの手技
など、さまざまな方法が整体として提供されています。
重要なのは、「整体」という名称そのものには国家資格制度がないということです。
そのため、同じ「整体院」という看板でも、施術者の資格・経験・考え方・施術方法は大きく異なります。
リラクゼーションを目的とする整体院もあれば、腰痛や肩こりなど身体の不調について、姿勢や身体の動きを確認しながら施術を行う整体院もあります。
そのため整体院を選ぶ場合には、「整体という名前だから」という理由だけではなく、何を目的として、どのような評価や施術を行っているのかを確認することが大切です。
整骨院・接骨院とは?
整骨院・接骨院は、国家資格である柔道整復師が施術を行う施設です。
柔道整復師は、骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷などの外傷に対して、手術を行わずに整復や固定などを行うための知識・技術を学んだ国家資格者です。
日常生活やスポーツ中に発生した捻挫や肉離れなどに対して、状態を確認し、必要に応じて固定やテーピングなどを行います。
ただし、
「整骨院=どんな症状でも健康保険で施術を受けられる場所」ではありません。
ここは整体院との違いを理解するうえで非常に重要です。
整骨院では健康保険が使える?
整骨院・接骨院では、原因の明らかな捻挫・打撲・挫傷など、一定の条件を満たす負傷について健康保険の対象となる場合があります。
一方、
・慢性的な肩こり
・長期間続いている腰痛
・疲労による身体のこり
・身体のメンテナンス
などは、原則として健康保険による柔道整復療養費の対象にはなりません。
そのため最近では、整骨院・接骨院でも健康保険だけではなく、自費による整体施術を提供している院があります。
バランス・ラボ整骨院でも、慢性的な腰痛・膝痛・股関節痛・坐骨神経痛などに対しては、健康保険を使用せず自費で身体の状態を確認しながら施術を行っています。
整体と整骨院はどっちがいい?
「整体と整骨院、結局どっちに行けばいいの?」
これが最も気になるところだと思います。
しかし、単純に「整体が良い」「整骨院が良い」と決めることはできません。
大切なのは名称ではなく、自分の目的や身体の状態に合っているかどうかです。
捻挫・打撲・肉離れなど、原因が明確なケガ
スポーツや日常生活で、
「足首をひねった」
「転倒して身体を打った」
「走っていて筋肉を痛めた」
など、発生した原因がはっきりしている場合には、整骨院・接骨院が選択肢になります。
ただし、強い腫れや変形がある場合、骨折が疑われる場合などは医療機関での検査が必要です。
慢性的な腰痛・肩こり
長期間続く腰痛や肩こりの場合には、整体・整骨院の自費施術などが選択肢になります。
ただし、痛みの原因を筋肉の硬さだけで判断するのではなく、
・姿勢
・関節の動き
・身体の左右差
・仕事や生活動作
・股関節や骨盤の動き
なども含めて確認してくれる院を選ぶことが重要です。
膝や股関節が痛く、歩きにくい
膝や股関節の痛みが続く場合、まず整形外科などの医療機関で状態を確認することが大切です。
特に、
・急激に痛みが強くなった
・関節が大きく腫れている
・転倒後から歩けない
・安静にしていても強く痛む
といった場合には、先に医療機関を受診してください。
一方、
「レントゲンでは大きな異常がないと言われた」
「治療を続けているけれど歩くと痛い」
「以前より長く歩けなくなった」
という場合には、医療機関での診断や検査結果を踏まえたうえで、姿勢・骨盤・股関節・膝・足首・歩き方などを確認することも一つの選択肢になります。
整体・整骨院を選ぶときに確認したい5つのポイント
整体院や整骨院は数多くあります。
そのため「どこに行っても同じ」と考えるのではなく、次のような点を確認してみてください。
1.施術者の資格や経験が確認できるか
整体院の場合、「整体」という国家資格はありません。
整骨院・接骨院の場合には柔道整復師が施術を行います。
資格の有無だけですべてを判断することはできませんが、身体を任せる施術者がどのような資格・経験を持っているのかを確認しておくことは一つの判断材料になります。
2.施術前に身体の状態を確認しているか
痛いところだけをすぐ施術するのではなく、
「いつから痛いのか」
「何をすると痛いのか」
「何ができなくなっているのか」
などを聞き、姿勢や関節の動き、日常動作などを確認しているかも重要です。
3.施術内容について説明があるか
なぜその場所を施術するのか。
現在どのような状態だと考えているのか。
今後どのように身体を見ていくのか。
こうした説明があり、本人が納得したうえで施術を受けられることが大切です。
4.必要に応じて医療機関の受診を勧めてくれるか
整体や整骨院ですべての症状に対応できるわけではありません。
画像検査や医学的な診断が必要と考えられる場合には、整形外科などの医療機関を受診することが重要です。
何でも「整体で良くなる」と説明するのではなく、必要な場合に医療機関への受診を勧めてくれるかどうかも確認したいポイントです。
5.自分の目的に合った施術を行っているか
リラクゼーションを求めている方と、
「膝の痛みを気にせず旅行に行きたい」
「腰痛を気にせず仕事を続けたい」
「この先も自分の足で歩き続けたい」
という方では、求める施術の内容も異なります。
整体・整骨院を選ぶ際には、自分が何を改善したくて通うのかを明確にすることも大切です。
「整体に行っても効果がない」と感じるときは?
「整体に何回か通ったけれど変わらなかった」
「整骨院に通っているけれど、また同じところが痛くなる」
という方もいらっしゃいます。
この場合、「整体そのものが意味がない」とは限りません。
たとえば腰が痛い場合でも、腰だけに負担の原因があるとは限らないからです。
股関節の動きが低下して腰への負担が増えている場合もあれば、仕事中の姿勢や身体の使い方が関係している場合もあります。
膝の痛みでも、膝だけではなく股関節・足首・骨盤・歩き方などが影響しているケースがあります。
そのため、施術方法の名前だけではなく、現在の身体の状態をどのように評価しているかを確認することが重要です。
また、施術を続けても症状が改善しない、あるいは悪化している場合には、施術を続けることだけを考えず、医療機関で改めて検査を受けることも必要です。
整体は医療行為なの?
整体そのものは、医師が行う診断や治療などの「医療行為」と同じものではありません。
また、「整体師」という名称自体は国家資格ではなく、整体院の施術者の中には民間資格のみで施術を行っている方もいれば、柔道整復師や理学療法士などの国家資格を持つ方が整体院を運営している場合もあります。
ここで注意したいのが、「整体院」という名称と、施術者が持っている資格は別の問題だということです。
柔道整復師が行う施術は?
柔道整復師は厚生労働大臣免許の国家資格です。柔道整復師が行う施術は、一般的な「整体」とは異なり、柔道整復師法に基づいて業として行われる施術です。
そのため、一般的な無資格の「整体」と、柔道整復師が国家資格に基づいて行う柔道整復を同じものとして考えることはできません。
ただし、柔道整復師であっても医師ではないため、病気の診断やレントゲン撮影、投薬などの医療行為を行うことはできません。
柔道整復師の施術は医療費控除の対象になる?
柔道整復師による施術費は、治療を目的とした施術であれば医療費控除の対象となります。
国税庁では、医療費控除の対象となる医療費として「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師による施術の対価」を挙げています。
ただし、疲れを癒すことやリラクゼーション、体調を整えることなど、治療に直接関係しない施術は医療費控除の対象になりません。
そのため、
「整体院だから医療費控除の対象外」
あるいは、
「柔道整復師が施術したから、すべて医療費控除の対象になる」
と、施術所の名称や資格だけで判断するものではありません。
たとえば、柔道整復師が運営する整体院であっても、治療を目的として行われた施術なのか、リラクゼーションや健康維持を目的としたものなのかによって取り扱いが異なります。
確定申告で医療費控除を受ける場合に備えて、施術を受けた際の領収書は保管しておきましょう。
国家資格者がいる整体院かどうかも確認を
整体院を選ぶ際には、看板に「整体」と書かれているかどうかだけでなく、実際に施術を担当する人がどのような資格や経験を持っているのかを確認することも一つの判断材料になります。
柔道整復師や理学療法士など、身体について専門教育を受けた国家資格者が整体院を運営しているケースもあります。
ただし、国家資格の種類によって法律上の業務範囲や制度上の取り扱いは異なります。国家資格を持っていることだけで、その整体院で行われるすべての施術が医療行為になったり、医療費控除の対象になったりするわけではありません。
医療機関で行う診断・治療と、整体院や整骨院などで行う施術、それぞれの役割を理解して利用することが大切です。
特に、原因が分からない強い痛み、しびれや筋力低下が進んでいる場合、発熱を伴う場合、転倒や事故後の強い痛みなどについては、まず医療機関を受診してください。
杉並区・阿佐ヶ谷で整体・整骨院をお探しの方へ
バランス・ラボ整骨院は、東京都杉並区阿佐ヶ谷にある完全予約制の整骨院です。
当院では慢性的な身体の不調について健康保険を使用せず、自費による施術を行っています。
特に、
・腰痛が長く続いている
・坐骨神経痛による痛みやしびれが気になる
・膝や股関節が痛く歩きにくい
・整形外科で検査を受けたが痛みが続いている
・「このまま歩けなくなるのでは」と将来が不安
といった方について、痛みがある部分だけではなく、姿勢・骨盤・関節の動き・歩き方など身体全体を確認しています。
医療機関で診断や検査を受けている方については、その内容も大切にしながら身体の状態を確認します。
まとめ|整体か整骨院かではなく「目的に合っているか」が大切
整体院と整骨院・接骨院には違いがあります。
整体には「整体師」という国家資格制度はなく、提供される施術内容は院によって異なります。
一方、整骨院・接骨院では国家資格である柔道整復師が施術を行います。
ただし、整骨院だから慢性的な腰痛や肩こりにも健康保険が使えるということではありません。
そして慢性的な身体の不調については、
「整体だから良い」
「整骨院だから良い」
と名称だけで判断するより、
自分の身体の状態をきちんと確認してくれるか、施術の目的や考え方を説明してくれるか、必要な場合には医療機関への受診を勧めてくれるか
という視点で選ぶことが大切です。
特に痛みが長期間続いている場合や、歩く・階段・仕事・趣味など日常生活に影響が出ている場合には、「痛い場所」だけではなく、身体全体の状態を確認してもらうことも一つの選択肢です。
整形外科を受診しても痛みが続いている方へ
「検査では大きな異常がないと言われたけれど痛みが続いている」
「膝や股関節が痛く、以前より歩けなくなってきた」
「腰痛や坐骨神経痛を繰り返している」
このような場合には、痛みのある場所だけでなく、姿勢・骨盤・関節の動き・歩き方など身体全体を確認することも大切です。
バランス・ラボ整骨院では、医療機関での診断や検査結果も大切にしながら、現在のお身体の状態を確認しています。
杉並区・阿佐ヶ谷周辺で、慢性的な腰痛・膝痛・股関節痛・坐骨神経痛などでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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柔道整復師による監修・執筆

株式会社カラダ・リバランス
バランス・ラボ整骨院
代表取締役・院長
厚生労働大臣認定
柔道整復師
新藤 公一
公益社団法人 東京都柔道整復師会 会員
公益社団法人 日本柔道整復師会 会員
専門分野
• 股関節痛
• 変形性膝関節症
• 膝関節痛
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
整形外科で
• 「異常なしと言われた痛み」
• 「年齢のせいと言われた症状」
など、原因がはっきりしない慢性的な痛みに対する施術を得意としています。
経歴:
1989年
東京都中野区の整骨院に勤務
1998年
東京都杉並区内整骨院
分院長として勤務
2017年
東京都杉並区阿佐ヶ谷にて
バランス・ラボ整骨院 開設
バランス・ラボ整体院 開設
現在は杉並区阿佐ヶ谷を中心に
膝痛・股関節痛・腰痛などの慢性痛に悩む方の施術を行っています。
臨床経験
柔道整復師として
40年以上の臨床経験
これまでに
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 腰痛
などの症状で悩む多くの方の施術を行ってきました。
当サイトでは
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
などの症状について
臨床経験をもとに
わかりやすく解説しています。
症状でお悩みの方が
ご自身の体について理解を深める参考になれば幸いです。
監修記事
柔道整復師 新藤公一が監修した主な記事







