結論|股関節が痛いのに異常なしと言われる原因
股関節や足の付け根に痛みがあるのに、レントゲンやMRIでは「大きな異常はない」と言われることがあります。
このような場合、股関節そのものだけでなく、
- 骨盤や腰の動き
- 股関節周囲の筋肉の硬さ
- 歩き方や体重のかけ方
- 膝や足首を含めた体の使い方
などが関係しているケースがあります。
つまり、画像検査だけでは分かりにくい「動いたときの体の使い方」まで確認することが大切です。
こんな状態でお悩みではありませんか?
- レントゲンでは異常なしと言われたのに痛い
- MRIでも大きな異常はないと言われた
- 歩くと股関節や足の付け根が痛い
- 原因が分からず、このまま悪化しないか不安
- 年齢のせいと言われたが、どうすればいいのか分からない
「異常なしと言われたから」と痛みを我慢するのではなく、実際にどの動作で痛むのか、股関節以外の動きが影響していないかを確認することが、今後の対応を考えるうえで重要です。
当院では、股関節だけを見るのではなく、実際に歩いていただき、骨盤・腰・膝・足首の動きや左右の体重のかけ方なども確認しています。
「この痛みが股関節そのものの問題なのか、それとも他の部分から負担がかかっているのか」
まず現在の状態を確認することから始めます。
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レントゲンやMRIで異常なしと言われても、歩くと痛む方へ
「レントゲンでは異常なしと言われたのに、歩くと足の付け根が痛い」
「MRIでは大きな異常はないと言われたけれど、股関節の痛みが続いている」
このようなお悩みで来院される方もいらっしゃいます。
画像検査の結果は大切な情報です。
そのうえで、実際に歩く・立ち上がる・階段を上るといった動作で症状が出る場合には、股関節の動きだけでなく、骨盤や腰、膝、足首を含めた動作全体を確認することも大切だと考えています。
▶「レントゲンで異常なしと言われたのに歩くと足の付け根が痛い方へ」
▶「MRIで異常なしと言われた股関節痛について」
目次
- 1 結論|股関節が痛いのに異常なしと言われる原因
- 2 症状別に詳しく知りたい方はこちら
- 3 検査では異常なし。でも痛みが続いてお悩みの方へ
- 4 なぜ「異常なし」でも股関節は痛むのか?
- 5 40年以上の臨床経験から感じる「検査では異常がない股関節の痛み」
- 6 股関節の片側だけが痛む場合に確認したいこと
- 7 痛みが続いているときに注意したいこと
- 8 自分でできる!簡単セルフチェック
- 9 当院では身体の状態と動作を確認して施術を行います
- 10 このようなお悩みの方が来院されています
- 11 再発を防ぐための生活習慣アドバイス
- 12 まとめ:検査で異常なしと言われても股関節痛が続く方へ
- 13 関連ページ
- 14 柔道整復師による監修・執筆
症状別に詳しく知りたい方はこちら
検査では異常なし。でも痛みが続いてお悩みの方へ
「検査では大きな異常はないと言われた」
「年齢による変化ではないかと言われた」
それでも、歩く・立ち上がる・階段を上るときなどに股関節や足の付け根の痛みが続き、不安を感じている方もいらっしゃいます。
画像検査の結果は、身体の状態を確認するうえで大切な情報です。
そのうえで、日常生活の特定の動作で症状が出る場合には、実際にどのような動きで痛むのか、股関節・骨盤・腰・膝・足首がどのように動いているのかを確認することも、今後の対応を考えるための一つの材料になります。
「股関節の動きと膝の痛みの関係について」
▶ 詳しい内容はこちら
なぜ「異常なし」でも股関節は痛むのか?
「整形外科で異常なし」と言われても、
・痛みが続く
・歩くと違和感がある
・湿布や薬で改善しない
それは決して珍しいことではありません。
レントゲンやMRIなどの画像検査で確認できる情報と、実際に身体を動かしたときに確認できる情報は異なります。
そのため、画像検査で大きな異常が確認されなくても、歩行や立ち上がりなどで痛みが続く場合には、実際の動作や関節の動き、筋肉の状態などを確認することがあります。
画像検査と実際の動作で確認できることの違い
レントゲンやMRIなどの画像検査は、骨や関節など身体の状態を確認するための大切な検査です。
一方、歩く・立ち上がるといった動作や、関節の動き、筋肉の状態などは、実際に身体を動かしながら確認することで得られる情報もあります。
股関節周囲には、腸腰筋・中殿筋・大腿筋膜張筋など、歩行や立ち上がりに関わる多くの筋肉があります。
当院では、これらの筋肉の状態だけでなく、股関節の可動域や実際の動作もあわせて確認しています。
40年以上の臨床経験から感じる「検査では異常がない股関節の痛み」
これまで40年以上、股関節をはじめ身体の痛みに悩む多くの方を見てきました。
その中で当院へご相談いただく方に比較的多いのが、
「整形外科でレントゲンを撮ったけれど、大きな異常はないと言われた」
「MRIまで受けたけれど、現在感じている痛みを十分に説明できるような異常は見つからなかった」
「年齢による変化ではないかと言われた」
というケースです。
それでも実際には、
「歩くと足の付け根が痛い」
「立ち上がる時に痛い」
「長く歩けなくなってきた」
「階段や車の乗り降りがつらい」
など、日常生活に支障を感じている方もいらっしゃいます。
私が長年の臨床経験から感じているのは、画像検査の結果だけではなく、実際に身体を動かした時の状態を確認することも大切だということです。
私が股関節だけでなく、骨盤・腰・膝・足首まで確認する理由
股関節は、単独で動いている関節ではありません。
歩く、立ち上がる、階段を上るといった動作では、
・骨盤
・腰椎
・股関節
・膝関節
・足関節
が連動して身体を支えています。
例えば、股関節そのものに大きな異常が確認されなくても、骨盤や腰の動きが悪くなったり、膝や足首の動きが制限されたりすることで、結果として股関節周囲へ負担が集中することがあります。
そのため私は、「股関節が痛い=股関節だけを見ればよい」とは考えていません。
実際の検査では、
・股関節の曲げ伸ばし
・股関節の可動域
・骨盤の傾きや左右差
・腰の動き
・膝や足首の動き
・左右の体重のかけ方
・立ち上がり動作
・実際の歩き方
などを確認します。
「歩くと痛い」方では、実際の歩き方を確認します
ベッドの上で股関節を動かす検査だけでは分からないこともあります。
特に、
「歩くと痛い」
「長く歩くと足の付け根が痛くなる」
という方では、実際に歩いていただくことが重要だと考えています。
歩いている状態を見ることで、
・左右どちらに体重をかけているか
・歩幅に左右差がないか
・痛みを避けるような歩き方になっていないか
・骨盤や股関節がどのように動いているか
・膝や足首まで含めて身体がどのように連動しているか
などを確認できます。
股関節の片側だけが痛む場合に確認したいこと
「右の股関節だけが痛い」
「左の足の付け根だけが痛い」
このような場合でも、痛む場所だけで状態を判断することはできません。
歩き方や左右の体重のかけ方、股関節の可動域、腰・膝・足首の動きなどを確認し、どのような動作で負担がかかっているのかを見ていくことが大切です。
足を組む、いつも同じ側で荷物を持つなど、日常生活の習慣についても確認します。
詳しくはこちらで解説しています
▶ 股関節の痛みの原因について詳しくはこちら
痛みが続いているときに注意したいこと
痛みがあることで歩く量が減ったり、痛みを避ける動きが続いたりすると、身体を動かす機会そのものが少なくなることがあります。
一方で、痛みがある状態で無理に運動すればよいというわけでもありません。
痛みが続いている場合には、現在の状態を確認したうえで、日常生活でどの程度身体を動かしてよいのかを考えることが大切です。
また、痛みが急に強くなった、体重をかけられない、安静時や夜間にも強く痛む、発熱や腫れがある、しびれや力の入りにくさが出てきたなどの場合には、医療機関への相談をおすすめします。
自分でできる!簡単セルフチェック
・片足立ちで10秒以上キープできない
・床に座ると片方の足だけ痛い
・階段や大きな段差を登ると股関節に違和感
・足の長さが左右で違う感じがする
・歩き方がおかしくなってきている
これらは原因を自己判断するためのチェックではありません。どのような動作で症状が出ているのかを整理する目安としてお使いください。
当院では身体の状態と動作を確認して施術を行います
当院では、医療機関での診断や検査結果を大切にしながら、股関節だけでなく、歩行や立ち上がりなど実際の動作も確認します。
主に確認するのは、
・股関節周囲の筋肉の状態
・股関節の可動域
・骨盤や腰の動き
・膝や足首の動き
・左右の体重のかけ方
・歩行や立ち上がり動作
などです。
確認した状態に応じて、身体への負担に配慮した施術を行い、必要に応じて日常生活での身体の使い方やセルフケアについてもお伝えします。
詳しくはこちらで解説しています
▶ 股関節の痛みの原因について詳しくはこちら
このようなお悩みの方が来院されています
・検査では異常なしと言われたが痛みが続いている
・どこへ行っても改善しなかった
・痛み止めや湿布で変わらない
・手術を勧められて不安を感じている
同じような症状でも身体の状態や経過は一人ひとり異なるため、まず現在の状態を確認することが大切です。
実際の改善例
60歳代女性:変形性股関節症で手術しかないと言われたケース
親御さんの介護があり、日常生活でのフォローが必要な状況でした。
歩行時の痛みが徐々に軽減し、旅行に行ける程度まで改善しました。
70歳代女性:100歳近くになる母親を介護されていたケース
入院やリハビリを受ける時間的な余裕がなく、「当面の不具合をどうにかしたい」とのことでご相談いただきました。
股関節の痛みは軽減し、無事にお母様を看取られた後、ご本人の希望により手術を受けられました。
※施術による変化には個人差があり、すべての方に同様の経過を保証するものではありません。
再発を防ぐための生活習慣アドバイス
・長時間同じ姿勢を避ける(30分〜1時間で姿勢リセット)
・床の生活よりも椅子の生活を中心に
・靴底のすり減り方(左右の違い)を定期的にチェック
・歩く時に「かかと→つま先」の意識を持つ
日常生活での身体の使い方を見直すことも、股関節への負担を考えるうえで大切です。
股関節の痛みを根本から改善したいあなたへ
まとめ:検査で異常なしと言われても股関節痛が続く方へ
「歩くと足の付け根が痛い」
「検査では異常なしと言われたけれど、痛みが続いている」
「このまま歩きにくくならないか不安」
このようなお悩みはありませんか?
バランス・ラボ整骨院では、医療機関での診断や検査結果を大切にしながら、股関節だけでなく、骨盤・腰・膝・足首の動きや実際の歩き方まで確認しています。
大切にしているのは、現在の痛みだけでなく、**「これからどのような生活を送りたいか」**という患者さんの希望です。
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※症状によっては医療機関への受診をおすすめする場合があります。
関連ページ
動作で痛い方
▶ 歩くと股関節が痛い
▶ 立ち上がると股関節が痛い
▶ 階段で股関節が痛い
▶ 寝返りで股関節が痛い
病院でこのように言われた方
▶ 変形性股関節症と言われた
▶ 股関節の痛みは年齢のせいと言われた
検査では異常なしと言われた方
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▶ 将来歩けなくなるのではと不安な方へ
柔道整復師による監修・執筆

株式会社カラダ・リバランス
バランス・ラボ整骨院
代表取締役・院長
厚生労働大臣認定
柔道整復師
新藤 公一
公益社団法人 東京都柔道整復師会 会員
公益社団法人 日本柔道整復師会 会員
専門分野
• 股関節痛
• 変形性膝関節症
• 膝関節痛
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
整形外科で
• 「異常なしと言われた痛み」
• 「年齢のせいと言われた症状」
など、原因がはっきりしない慢性的な痛みに対する施術を得意としています。
経歴:
1989年
東京都中野区の整骨院に勤務
1998年
東京都杉並区内整骨院
分院長として勤務
2017年
東京都杉並区阿佐ヶ谷にて
バランス・ラボ整骨院 開設
バランス・ラボ整体院 開設
現在は杉並区阿佐ヶ谷を中心に
膝痛・股関節痛・腰痛などの慢性痛に悩む方の施術を行っています。
臨床経験
柔道整復師として
40年以上の臨床経験
これまでに
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 腰痛
などの症状で悩む多くの方の施術を行ってきました。
当サイトでは
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
などの症状について
臨床経験をもとに
わかりやすく解説しています。
症状でお悩みの方が
ご自身の体について理解を深める参考になれば幸いです。
監修記事
柔道整復師 新藤公一が監修した主な記事







