杉並区・阿佐ヶ谷のバランス・ラボ整骨院です。
「骨盤矯正を受けた後から腰が痛くなった」
「施術前より腰痛が悪化した気がする」
「骨盤矯正後の痛みは好転反応だから大丈夫?」
このような不安を感じて検索された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
骨盤矯正や整体などの施術を受けた後に、一時的に身体の違和感や筋肉痛のような症状を感じることはあります。
しかし、骨盤矯正後に起こった腰痛をすべて「好転反応だから大丈夫」と判断することはおすすめできません。
施術による刺激が身体に合っていなかった可能性もあれば、施術後に動きすぎたことや、もともとの腰痛が変化した可能性もあります。
また、腰痛の中には整体や骨盤矯正を続けるのではなく、医療機関での検査が必要なものもあります。
この記事では、柔道整復師として40年以上施術に携わってきた経験を踏まえながら、
・骨盤矯正後に腰が痛くなる原因
・「好転反応」と考えてよいのか
・骨盤のゆがみと仙腸関節の関係
・骨盤矯正後に痛くなったときの対処法
・医療機関を受診した方がよい症状
について分かりやすく解説します。
骨盤矯正後に腰が痛くなることはある?
骨盤矯正や整体などの施術を受けた後に、
・腰が重く感じる
・筋肉痛のような感覚がある
・施術された部分に違和感がある
・普段とは違う場所が気になる
・腰を動かしたときに痛みを感じる
といった変化を感じることがあります。
整体や骨盤矯正では、筋肉や関節などに外から刺激を加えます。
その刺激の種類や強さ、その日の身体の状態などによって、施術後の感じ方には個人差があります。
特に、それまであまり動かしていなかった部分を動かしたり、筋肉や関節に普段とは異なる刺激が加わったりした場合には、一時的な違和感を感じることも考えられます。
ただし、ここで注意したいのは、
「骨盤矯正後に痛くなった=身体が良くなっている証拠」
ではないということです。
骨盤矯正後に腰痛が悪化したと感じた場合には、痛みの強さや経過、腰痛以外の症状がないかを確認することが大切です。
骨盤矯正後に腰痛が悪化したときに考えられる4つのこと
骨盤矯正を受けた後に腰が痛くなった場合、いくつかの可能性が考えられます。
1.施術による刺激が身体にとって強かった
「骨盤矯正」と呼ばれる施術には、統一された一つの方法があるわけではありません。
筋肉を押す、ストレッチを行う、関節を動かすなど、院によって施術方法や刺激の強さは異なります。
その時の身体の状態に対して刺激が強すぎれば、施術後に痛みや違和感を感じる可能性があります。
「強い刺激ほど効果が高い」というわけではありません。
年齢、症状、痛みの程度、これまでの経過などを確認しながら、その人に合わせて刺激量を調整することが重要です。
2.普段あまり動かしていない部分に刺激が加わった
長期間腰痛が続いている方では、痛みを避けるために身体の動かし方が変わっていることがあります。
そのような状態で普段あまり動かしていない筋肉や関節に刺激が加わると、一時的に違和感を感じることがあります。
ただし、この場合も痛みが強くなり続けているのであれば、単純に施術後の反応と考えず、状態を確認する必要があります。
3.施術後に動きすぎてしまった
施術直後に身体が軽く感じると、
「良くなったから大丈夫」
と思って、普段以上に歩いたり、家事や仕事、運動などを頑張ってしまうことがあります。
しかし、施術直後に症状が軽くなったからといって、腰に負担をかけていた要因がすべて解消しているとは限りません。
施術後は身体の状態を確認しながら、急に活動量を増やさないことも大切です。
4.もともとの腰痛が変化している
施術を受けた時期と、もともとの腰痛が強くなる時期が偶然重なることも考えられます。
腰痛には筋肉や関節だけでなく、椎間板や神経など、さまざまな組織が関係する可能性があります。
そのため、
「骨盤矯正の後に痛くなったから、必ず骨盤矯正だけが原因」
と判断することもできません。
症状が続いたり悪化したりしている場合には、施術との時間的な関係だけではなく、現在の身体の状態そのものを確認することが重要です。
骨盤矯正後の痛みは「好転反応」?
整体や骨盤矯正を受けた後に痛みが出ると、
「身体が良くなる途中の好転反応です」
と説明されることがあります。
しかし、施術後に痛みが出たという事実だけで、それが身体の回復過程によるものなのか、施術による刺激なのか、もともとの腰痛が変化したものなのかを判断することはできません。
そのため、
「好転反応だから痛くても我慢した方がいい」
と考える必要はありません。
特に、
・時間が経つほど痛みが強くなる
・今までなかった痛みが出てきた
・しびれが強くなった
・痛みで歩きにくくなった
といった変化がある場合には、施術を受けた院へ状況を伝えたり、必要に応じて医療機関で状態を確認したりすることが大切です。
整体後の痛みや「好転反応」については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
骨盤の「ゆがみ」とは?
骨盤矯正という言葉から、
「ずれた骨盤を正しい位置に戻す」
というイメージを持つ方も多いと思います。
しかし、身体は骨だけで成り立っているわけではありません。
骨盤は左右の寛骨と中央にある仙骨などから構成され、その周囲を筋肉や靱帯などが支えています。
また、骨盤は腰椎や股関節とも連動しながら、
・立つ
・座る
・歩く
・身体をひねる
といったさまざまな動作に関わっています。
そのため「骨盤のゆがみ」という言葉だけで腰痛の原因を説明するのは難しく、
「骨盤がずれているから、それを元の位置に戻せば腰痛が治る」
と単純に考えることもできません。
姿勢や身体の左右差、腰や股関節の動き、日常生活での身体の使い方などを含めて確認することが重要です。
仙腸関節とは?骨盤矯正や腰痛との関係
骨盤について調べていると、「仙腸関節」という言葉を目にすることがあります。
仙腸関節は、背骨の下にある仙骨と、骨盤を構成する腸骨の間にある関節です。
肩関節や股関節のように大きく動く関節ではありませんが、わずかな動きがあると考えられており、上半身と下半身の間で力を伝える部分の一つでもあります。
仙腸関節が腰痛に関係することはある?
腰やお尻の周辺に痛みを感じる場合、その原因は一つではありません。
筋肉、腰椎、椎間板、神経、股関節などさまざまな要因が考えられますが、仙腸関節周辺が痛みに関係しているケースもあります。
そのため腰痛を確認する際には、腰だけではなく骨盤周囲や股関節なども含めて状態を見ることがあります。
ただし、
「腰が痛い=仙腸関節がずれている」
というわけではありません。
また、
「仙腸関節を元の位置に戻せば腰痛が改善する」
と単純に判断することもできません。
腰やお尻に痛みがある場合には、どのような動作で痛むのか、腰や股関節がどの程度動いているのか、しびれなどを伴っていないかなど、複数の情報から身体の状態を確認する必要があります。
「仙腸関節が動かない=骨盤のゆがみ」とは限らない
以前は骨盤矯正について、
「仙腸関節の動きが悪くなっている」
「骨盤がずれている」
といった説明を耳にすることも多くありました。
しかし、仙腸関節はもともと動きの小さい関節です。
そのため、身体の外から見ただけで仙腸関節の位置やわずかな動きを正確に判断し、それだけを腰痛の原因と決めつけることは適切ではありません。
骨盤周囲の状態を見る場合にも、
・腰椎の動き
・股関節の動き
・骨盤周囲の筋肉
・姿勢や身体の左右差
・立ち上がりや歩行
・痛みが出る動作
などを合わせて確認することが大切です。
骨盤矯正では「位置」だけでなく身体の動きを確認する
骨盤矯正を受ける際に大切なのは、
「骨盤が何ミリずれているか」
だけを考えることではありません。
例えば腰痛がある方でも、
股関節が動きにくいため腰に負担が集中している場合もあれば、長時間のデスクワークや仕事中の姿勢、歩き方などが関係している場合もあります。
そのためバランス・ラボ整骨院では、
・腰椎や股関節の動き
・骨盤周囲の状態
・姿勢
・身体の左右差
・立ち上がりや歩行などの動作
・仕事や日常生活での身体の使い方
などを確認しています。
「骨盤を正しい位置に戻すこと」だけを施術の目的にはしていません。
骨盤矯正は強く行うほど効果がある?
骨盤矯正というと、
「強く押した方が効きそう」
「骨が鳴った方が矯正された感じがする」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、施術の刺激が強いほど効果が高くなるとは限りません。
むしろ、その人の身体の状態に対して必要以上に強い刺激を加えれば、施術後の痛みや違和感につながる可能性もあります。
40年以上施術に携わってきた経験からも、慢性的な腰痛がある方ほど、
「早く変えたいから強く施術する」
という考え方ではなく、身体の状態や施術後の反応を確認しながら進めることが大切だと考えています。
バランス・ラボ整骨院でも、痛みを我慢して強い刺激を受けることを前提とした施術は行っていません。
骨盤矯正後に腰が痛くなったらどうすればいい?
まず、痛みの状態を確認してください。
・施術前よりどの程度痛いのか
・いつから痛くなったのか
・どの動作で痛むのか
・安静にしていても痛むのか
・脚のしびれはないか
・脚に力が入りにくくなっていないか
などを確認します。
軽い違和感程度で時間とともに落ち着いている場合には、身体の状態を見ながら経過を確認することもあります。
施術後に痛みや違和感がある場合には、無理に運動や強いストレッチを行わず、まず症状の変化を確認しましょう。
一方、痛みが続く場合や時間とともに強くなる場合には、施術を受けた院に状況を伝え、必要に応じて医療機関で状態を確認してください。
骨盤矯正後に医療機関を受診した方がよい症状
骨盤矯正後に次のような症状がある場合には、「施術後だから」と様子を見続けず、医療機関への相談を検討してください。
・痛みが急激に強くなっている
・安静にしていても強い痛みが続く
・脚のしびれや感覚異常が強くなっている
・脚に力が入りにくい
・歩くことが難しくなった
・発熱など腰痛以外の症状を伴っている
・排尿や排便に異常がある
・転倒や事故の後から強く痛む
特に、しびれや筋力低下が進行している場合や、排尿・排便の異常を伴う場合には、早めに医療機関を受診することが重要です。
腰痛を繰り返す場合は「腰だけ」を見ないことも大切
腰痛が続いている場合、
「腰の筋肉が硬いから」
「骨盤がゆがんでいるから」
「仙腸関節がずれているから」
という一つの理由だけで説明できるとは限りません。
例えば、股関節の動きが低下して腰への負担が増えている場合もあれば、仕事中の姿勢や身体の使い方、活動量などが関係している場合もあります。
そのため慢性的な腰痛では、
・腰椎
・骨盤・仙腸関節周辺
・股関節
・姿勢
・身体の左右差
・仕事や生活動作
などを含めて確認することが重要です。
また、施術を続けても腰痛が改善しない場合や悪化している場合には、整体を続けることだけを考えず、整形外科などの医療機関で検査を受けることも大切です。
杉並区・阿佐ヶ谷で腰痛が続いている方へ
バランス・ラボ整骨院は、東京都杉並区阿佐ヶ谷にある完全予約制の整骨院です。
当院では慢性的な腰痛について健康保険を使用せず、自費による施術を行っています。
特に、
「整形外科で検査を受けたけれど腰痛が続いている」
「腰を施術しても、また同じところが痛くなる」
「坐骨神経痛による痛みやしびれも気になる」
「腰痛で仕事や日常生活に支障が出ている」
といった方について、痛みのある腰だけではなく、骨盤・股関節・姿勢・身体の動きなども確認しています。
医療機関で診断や検査を受けている場合には、その内容も大切にしながら現在のお身体の状態を確認します。
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まとめ|骨盤矯正後に腰が痛くなったら「好転反応」と決めつけない
骨盤矯正後に腰が痛くなった場合、施術による刺激、施術後の活動量、もともとの腰痛の変化など、さまざまなことが関係している可能性があります。
大切なのは、
「骨盤矯正後だから好転反応だろう」
と自己判断して、強い痛みを我慢し続けないことです。
また、「骨盤のゆがみ」についても、単純に骨がずれている、仙腸関節がずれているということだけで腰痛を説明することはできません。
腰椎、骨盤・仙腸関節周辺、股関節、筋肉、姿勢、日常生活での身体の使い方など、さまざまな要素を確認することが大切です。
軽い違和感で時間とともに落ち着いている場合には経過を見ることもありますが、痛みが強くなっている、長く続いている、しびれや筋力低下などを伴う場合には医療機関で状態を確認してください。
骨盤矯正という施術名だけで判断するのではなく、現在の身体がどのような状態なのかを確認したうえで、必要な対応を選択することが重要です。
柔道整復師による監修・執筆

株式会社カラダ・リバランス
バランス・ラボ整骨院
代表取締役・院長
厚生労働大臣認定
柔道整復師
新藤 公一
公益社団法人 東京都柔道整復師会 会員
公益社団法人 日本柔道整復師会 会員
専門分野
• 股関節痛
• 変形性膝関節症
• 膝関節痛
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
整形外科で
• 「異常なしと言われた痛み」
• 「年齢のせいと言われた症状」
など、原因がはっきりしない慢性的な痛みに対する施術を得意としています。
経歴:
1989年
東京都中野区の整骨院に勤務
1998年
東京都杉並区内整骨院
分院長として勤務
2017年
東京都杉並区阿佐ヶ谷にて
バランス・ラボ整骨院 開設
バランス・ラボ整体院 開設
現在は杉並区阿佐ヶ谷を中心に
膝痛・股関節痛・腰痛などの慢性痛に悩む方の施術を行っています。
臨床経験
柔道整復師として
40年以上の臨床経験
これまでに
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 腰痛
などの症状で悩む多くの方の施術を行ってきました。
当サイトでは
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
などの症状について
臨床経験をもとに
わかりやすく解説しています。
症状でお悩みの方が
ご自身の体について理解を深める参考になれば幸いです。
監修記事
柔道整復師 新藤公一が監修した主な記事







