杉並区阿佐ヶ谷のバランス・ラボ整骨院です。
「歩いていると腰や股関節が痛くなる」
「買い物の途中で休みたくなる」
「以前より長く歩けなくなった」
「このまま歩けなくなるのではないかと心配」
このようなお悩みはありませんか?
歩行時に腰と股関節の両方が痛む場合、腰の神経、股関節そのもの、周囲の筋肉や腱など、さまざまな要因が考えられます。
痛む場所だけで原因を決めることはできません。
この記事では、歩くと腰や股関節が痛くなる原因、症状の見分け方、病院を受診する目安、日常生活での対処法について解説します。
歩くと腰や股関節が痛くなるのはなぜ?
歩く動作では、腰、骨盤、股関節、膝、足首などが連動しています。
股関節を伸ばして脚を後ろに運び、反対側の脚で体重を支えながら、身体を前に進めています。
そのため、股関節の動きが制限されていたり、痛みを避ける歩き方になっていたりすると、腰や周囲の筋肉に負担がかかることがあります。
一方、腰の神経が圧迫される病気では、歩行によってお尻や脚に痛み・しびれが現れることもあります。
重要なのは、身体のバランスだけが原因とは限らないことです。
関節の変形、神経、筋肉・腱、血流なども含めて考える必要があります。
歩行時に腰や股関節が痛くなる主な5つの原因
① 腰部脊柱管狭窄症
※画像は腰椎と神経の位置関係を説明するための模式図です。実際の神経の圧迫状態や痛みの原因を示すものではありません。
腰部脊柱管狭窄症は、腰の神経が通る空間が狭くなり、神経が圧迫される病気です。
特徴的な症状として、歩いているとお尻や脚に痛み・しびれが出て、座ったり前かがみになったりすると楽になる「間欠性跛行」があります。
- 歩き続けると脚がつらくなる
- 立ち止まるだけでなく、座ると楽になる
- 前かがみの姿勢では歩きやすい
- 歩ける距離が短くなっている
ただし、これらの症状があっても、必ず脊柱管狭窄症とは限りません。
詳しくは脊柱管狭窄症の症状と原因をご覧ください。
② 変形性股関節症
変形性股関節症は、股関節の軟骨や骨に変化が生じ、痛みや可動域の制限が現れる病気です。
- 足の付け根が痛む
- 歩き始めに痛みが出る
- 長く歩くと股関節がつらい
- 靴下を履く動作がしにくい
- 股関節を曲げたり回したりしにくい
股関節の痛みは、足の付け根だけでなく、お尻、太もも、膝の周囲に感じられることもあります。
診断には診察や画像検査が必要です。
関連:股関節の痛みの原因
③ 股関節周囲の筋肉や腱の問題
股関節の周囲には、お尻の筋肉、腸腰筋、内転筋など、多くの筋肉や腱があります。
これらの組織に負担がかかると、歩行時に痛みが出ることがあります。
例えば、
- 股関節の外側が痛む
- 階段や片脚立ちで痛みが増す
- 歩幅を広げるとつらい
- 特定の動作で痛みが再現される
といった特徴が見られる場合があります。
ただし、筋肉の緊張だけで説明できない病気もあるため、症状が続く場合は整形外科での評価が大切です。
④ 腰椎由来の痛みや神経症状
腰の関節や椎間板などの問題が、歩行時の腰痛に関係する場合があります。
また、神経への刺激によって、お尻や太もも、ふくらはぎに痛みやしびれが出ることもあります。
一般に「坐骨神経痛」と呼ばれる症状には、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、複数の原因があります。
詳しくは坐骨神経痛についてをご覧ください。
⑤ 下肢の血流障害など
歩いていると脚が痛くなり、休むと楽になる症状は、腰の神経だけでなく、下肢の血流障害でも起こることがあります。
特に、ふくらはぎの痛みやだるさが歩行時に現れ、立ち止まって休むと改善する場合には、末梢動脈疾患などの可能性も考慮する必要があります。
自己判断せず、医療機関で相談してください。
腰と股関節、どちらが原因?症状の見分け方
腰と股関節は位置が近く、痛みの感じ方が重なることがあります。
次の特徴は、原因を考える際の参考になります。
| 症状の特徴 | 考えられる要因 |
|---|---|
| 足の付け根が痛い、股関節を回しにくい | 股関節の病気 |
| 歩くとお尻や脚がしびれ、前かがみで楽になる | 腰の神経の問題 |
| 股関節の外側が痛み、片脚立ちで増悪する | 股関節周囲の腱など |
| 歩くとふくらはぎが痛み、立ち止まると改善する | 血流障害など |
| 腰と股関節の両方が痛む | 複数の要因が関係する場合もある |
この表だけで診断はできません。
腰と股関節の症状が重なっている場合には、それぞれの関節の動きや神経症状を確認することが重要です。
詳しくは腰と股関節、どちらが原因?痛みの見分け方をご覧ください。
歩くと痛くなり、休むと楽になる場合
「10分ほど歩くとつらくなり、少し休むとまた歩ける」
このような症状がある場合は、休み方による違いが参考になります。
腰部脊柱管狭窄症では、座ったり、腰を前に曲げたりすると症状が軽くなることがあります。
一方、下肢の血流障害では、立ち止まって休むだけで脚の痛みが軽くなることがあります。
ただし、症状には個人差があり、休み方だけで病気を見分けることはできません。
歩ける距離が短くなっている場合は、整形外科などで原因を確認しましょう。
このまま歩けなくなる?痛みが続くときの考え方
腰や股関節の痛みが続くと、「このまま歩けなくなるのではないか」と不安になる方もいらっしゃいます。
痛みのために外出を控える状態が長く続くと、活動量が減り、筋力や体力の低下につながることがあります。
しかし、痛みがあるからといって、必ず歩けなくなるわけではありません。
大切なのは、痛みの原因や身体の状態を確認し、適切な治療や運動、生活上の工夫を取り入れることです。
すでに整形外科でリハビリを受け、歩ける距離が改善している場合も、その変化を大切にしながら、今後の目標を考えていくことができます。
「買い物に休まず行きたい」
「旅行で安心して歩きたい」
「これからも自分の足で外出したい」
こうした生活上の目標を明確にすることが、身体の状態を評価する際にも役立ちます。
歩くと腰や股関節が痛いときの対処法
痛みを我慢して長距離を歩かない
歩行中に痛みが強くなる場合は、無理に歩き続けないことが大切です。
痛みが出るまでの時間や距離を把握し、必要に応じて休憩を取りましょう。
身体の状態に合った運動を続ける
原因によって適切な運動は異なります。
股関節の可動域運動や筋力トレーニングが役立つ場合もありますが、強い痛みを我慢して行う必要はありません。
医師や理学療法士などの指導を受けている場合は、その方針を優先してください。
歩行補助具や靴を見直す
歩行時の負担が大きい場合、杖などの補助具が役立つことがあります。
靴の状態や歩きやすさを確認することも、日常生活で取り組める工夫の一つです。
症状の変化を記録する
次のような項目を記録しておくと、医療機関での相談や経過の確認に役立ちます。
- 何分歩くと痛くなるか
- 痛む場所はどこか
- 座ると楽になるか
- しびれや脚の力の入りにくさはあるか
- 以前より歩ける距離が短くなっていないか
病院を受診した方がよい症状
歩行時の腰痛や股関節痛が続く場合には、整形外科などで原因を確認することをおすすめします。
特に次のような場合は、早めに医療機関を受診してください。
- 痛みが強く、脚に体重をかけられない
- 転倒後から股関節や腰に強い痛みがある
- 歩ける距離が急に短くなった
- 脚の筋力低下が進んでいる
- 発熱や強い体調不良を伴う
また、排尿・排便の異常、股の周囲の感覚低下、急速に進む脚の麻痺などがある場合には、緊急の医療評価が必要です。
突然の強い脚の痛みに加え、脚が冷たい、青白い、感覚がないといった症状がある場合も、救急受診が必要です。
バランス・ラボ整骨院で確認すること
当院では、医療機関での診断や検査結果を大切にしながら、歩行時の身体の状態を確認しています。
例えば、
- 歩き始めと歩行中のどちらで痛みが出るか
- 何分程度歩くとつらくなるか
- 股関節の曲げ伸ばしや回旋の動き
- 骨盤や体幹の動き
- 左右の脚への体重のかけ方
- 日常生活で困っている動作
などを確認します。
そのうえで、筋肉や関節の状態、日常生活での身体の使い方を考慮し、無理のない施術方針を検討します。
当院の施術は医療機関での診断や治療に代わるものではありません。必要な場合には医療機関での診察をおすすめしています。
よくある質問
Q. 歩くと腰と股関節の両方が痛むのはなぜですか?
腰と股関節の両方に問題がある場合や、一方の痛みによって歩き方が変化している場合などが考えられます。症状だけでは判断できないため、必要に応じて医療機関で確認しましょう。
Q. レントゲンで異常がなくても痛みは出ますか?
はい。レントゲンでは筋肉や腱、神経などの状態を十分に確認できないことがあります。ただし、画像に異常がないことだけで原因を特定することはできません。
Q. 整形外科でリハビリを受けながら相談できますか?
ご相談いただけます。現在の診断や治療内容を確認し、医療機関での方針を尊重しながら、当院で対応できる範囲をご説明します。
Q. 歩くと痛い場合、安静にした方がよいですか?
原因や痛みの程度によって異なります。無理に歩き続ける必要はありませんが、必要以上に活動を控えることが適切とは限りません。医療機関での評価を踏まえて活動量を調整しましょう。
まとめ|歩くと腰や股関節が痛い方へ
歩行時の腰痛や股関節痛には、腰部脊柱管狭窄症、変形性股関節症、筋肉・腱の問題、血流障害など、さまざまな原因があります。
痛む場所だけで判断せず、症状の特徴や歩行能力の変化を確認することが大切です。
「以前より長く歩けなくなった」
「外出するのが不安になってきた」
「これからも自分の足で歩き続けたい」
そのような方は、まず原因を確認し、ご自身の状態に合った対応を考えていきましょう。
バランス・ラボ整骨院では、腰・股関節・歩行時の身体の動きについてのご相談を受け付けています。
「歩くと痛い原因を知りたい」「今の身体の状態について相談したい」という方は、LINEからお気軽にご相談ください。
当院での身体の動作確認や施術をご希望の方は、こちらからご予約いただけます。
柔道整復師による監修・執筆

株式会社カラダ・リバランス
バランス・ラボ整骨院
代表取締役・院長
柔道整復師(国家資格)
新藤 公一
公益社団法人 東京都柔道整復師会 会員
公益社団法人 日本柔道整復師会 会員
専門分野
• 股関節痛
• 変形性膝関節症
• 膝関節痛
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
整形外科で
• 「異常なしと言われた痛み」
• 「年齢のせいと言われた症状」
など、原因がはっきりしない慢性的な痛みに対する施術を得意としています。
経歴:
1989年
東京都中野区の整骨院に勤務
1998年
東京都杉並区内整骨院
分院長として勤務
2017年
東京都杉並区阿佐ヶ谷にて
バランス・ラボ整骨院 開設
バランス・ラボ整体院 開設
現在は杉並区阿佐ヶ谷を中心に
膝痛・股関節痛・腰痛などの慢性痛に悩む方の施術を行っています。
臨床経験
柔道整復師として
40年以上の臨床経験
これまでに
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 腰痛
などの症状で悩む多くの方の施術を行ってきました。
当サイトでは
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
などの症状について
臨床経験をもとに
わかりやすく解説しています。
症状でお悩みの方が
ご自身の体について理解を深める参考になれば幸いです。
監修記事
柔道整復師 新藤公一が監修した主な記事







