「MRIでは異常ありませんと言われた」
「レントゲンでも大きな問題はないと言われた」
それなのに、
・歩くと股関節が痛い
・階段の上り下りがつらい
・長く歩けない
このようなお悩みはありませんか?
検査で大きな異常が見つからないと、
「気のせいなのだろうか」
「年齢のせいだから仕方ないのだろうか」
「このまま悪化して歩けなくなったらどうしよう」
と不安になる方も少なくありません。
実際に当院へ来院される方の中にも、
「異常なしと言われたけれど痛い」
「原因がわからず困っている」
「どこへ相談したらいいかわからない」
という方が多くいらっしゃいます。
MRIで分かること・分からないこと
MRI検査は、股関節の痛みの原因を調べるうえで重要な検査です。レントゲンでは確認しにくい軟骨や筋肉、腱、靱帯などの状態を詳しく確認できるため、症状に応じて行われることがあります。
しかし、MRIで異常がない=股関節に問題がない、という意味ではありません。
MRIで分かること
MRIでは、主に股関節周囲の組織の状態を確認できます。
例えば、
- 軟骨の状態
- 関節内の変化
- 筋肉や腱の状態
- 靱帯の損傷
- 骨の異常や骨折の有無
- 炎症が疑われる変化
などを確認することができます。
MRIでは分からないこと
一方で、股関節の痛みに関係するすべてがMRIで分かるわけではありません。
例えば、
- 歩き方のクセ
- 股関節の動く範囲(可動域)
- 骨盤のバランス
- 姿勢や身体全体の使い方
- 歩行時に股関節へかかる負担
- 日常生活での動作のクセ
などは、画像だけでは判断することができません。
そのため、MRIで大きな異常が見つからなくても、股関節の動きが硬くなっていたり、歩き方や身体全体のバランスが崩れていたりすることで、歩くたびに足の付け根や股関節へ負担がかかり、痛みが続いてしまうケースがあります。
これが、
「MRIでは異常なしと言われたのに、股関節が痛い」
という状態が起こる理由の一つです。
レントゲンで「異常なし」と言われた方は、こちらのページも参考にしてください。
▶ レントゲンで異常なしと言われた股関節痛はこちら
| MRIで分かること | MRIだけでは分からないこと |
|---|---|
| 軟骨の状態 | 歩き方のクセ |
| 関節内の変化 | 股関節の可動域 |
| 筋肉・腱・靱帯の状態 | 骨盤のバランス |
| 骨の異常 | 姿勢や身体の使い方 |
| 炎症が疑われる変化 | 歩行時に股関節へかかる負担 |
MRIで異常なしでも痛みが続く理由
MRIは非常に優れた検査ですが、
痛みの原因すべてが映るわけではありません。
例えば、
・股関節周囲の筋肉の緊張
・関節の動きの硬さ(拘縮)
・歩き方の癖
・骨盤や腰の動きの問題
・身体全体のバランスの崩れ
などは画像だけでは判断が難しいことがあります。
そのため、
「異常なし=問題なし」
とは限りません。
こんな症状はありませんか?
- 足の付け根が痛い
- 長く歩くと痛くなる
- 靴下が履きづらい
- 階段の昇り降りがつらい
- 開脚しづらい
- 車の乗り降りで痛む
1つでも当てはまる場合は、
股関節の動きや身体のバランスが関係している可能性があります。
股関節が硬くなっているケース
当院で比較的多く見られるのが
「股関節拘縮」と呼ばれる状態です。
股関節拘縮とは、関節の動きが少しずつ硬くなり、
・足を開きにくい
・靴下が履きづらい
・階段がつらい
・長く歩けない
といった症状につながる状態です。
初期の段階では痛みが少ないこともあり、
気付かないまま進行しているケースもあります。
MRIで大きな異常が見つからなくても、
動きを確認すると左右差が大きく見られることがあります。
骨盤のバランスが関係しているケースもあります
股関節は単独で動いているわけではありません。
股関節を動かす筋肉の多くは骨盤とつながっており、
歩く・立つ・階段を上るといった日常動作も、
骨盤と股関節が連動することで成り立っています。
そのため当院では、股関節の状態だけでなく
骨盤のバランスにも着目して状態を確認しています。
よく「骨盤がゆがむと左右の足の長さが違う」
と言われますが、実際の現場では骨盤だけが原因とは限りません。
例えば、
・首や肩のバランスの崩れ
・背中の硬さ
・腰の動きの制限
・歩き方の癖
などが積み重なることで、
結果として左右の足の長さに差が見られるケースもあります。
そのため、
「股関節が痛いから股関節だけを見る」
「骨盤がゆがんでいるから骨盤だけを整える」
という考え方ではなく、
身体全体のバランスを確認することが大切です。
実際にMRIで異常なしと言われた方でも、
全身のバランスや動きを確認すると、
股関節へ負担をかけている原因が見つかることがあります。
腰が原因になっていることもあります
股関節の痛みだと思っていても、
・腰痛
・坐骨神経痛
・脊柱管狭窄症
などが関係しているケースもあります。
特に、
・お尻が痛い
・太ももが張る
・長く歩くとつらい
という方は、股関節だけでなく
腰の状態も確認することが重要です。
MRIではわからない部分を確認しています
当院では画像だけで判断するのではなく、
・股関節の可動域
・骨盤の状態
・歩行バランス
・姿勢
日常生活動作
を含めて確認しています。
実際に、
「MRIでは異常なしと言われた」
「原因がわからなかった」
という方でも、身体の動きを確認すると
改善のヒントが見つかることがあります。
実際に多い改善パターン
当院には、
- MRIでは異常なしと言われた
- 原因が分からないと言われた
- 歩くと股関節が痛い
- 長く歩くことが不安
というお悩みで来院される方が多くいらっしゃいます。
そのような方のお身体を確認すると、MRIでは確認できない**股関節の動きの硬さ(可動域の低下)**や、骨盤・姿勢・歩き方のバランスが影響しているケースも少なくありません。
また、股関節そのものだけではなく、腰や身体全体の動きが股関節への負担を大きくしていることもあります。
当院では、股関節だけを見るのではなく、歩き方や姿勢、身体全体の動きを確認し、お一人おひとりの状態に合わせて施術を行っています。
その結果、
- 「歩くときの痛みが気にならなくなった」
- 「階段の上り下りが楽になった」
- 「外出する機会が増えた」
- 「旅行や買い物に安心して出かけられるようになった」
とお話しされる方もいらっしゃいます。
もちろん、痛みの原因や改善までの経過には個人差があります。そのため当院では、お一人おひとりの身体の状態を丁寧に確認したうえで、現在の痛みの原因や改善の見込みについて分かりやすくご説明しています。
よくあるご質問
Q. MRIで異常なしなのに、なぜ股関節が痛いのでしょうか?
MRIでは画像として確認できる異常を調べることができますが、股関節の可動域や歩き方、骨盤のバランスなどは画像だけでは分かりません。そのため、MRIでは異常なしと言われても、身体の使い方によって股関節へ負担がかかり、痛みが続くことがあります。
Q. MRIとレントゲンでは何が違うのですか?
レントゲンは主に骨の状態や関節の隙間、変形の有無を確認する検査です。一方、MRIは軟骨や筋肉、腱、靱帯などの状態を詳しく確認することができます。それぞれ確認できる内容が異なるため、症状に応じて使い分けられます。
Q. MRIで異常なしと言われても自然に良くなりますか?
一時的に症状が軽くなることもありますが、歩くたびに痛みが続いたり、日常生活で支障を感じたりする場合は、股関節や身体全体の状態を確認することが大切です。
Q. 歩くと痛いだけでも相談した方がいいですか?
歩行時だけ痛みが出る場合でも、股関節や歩き方、身体のバランスに原因があることがあります。症状が続く場合や歩ける距離が短くなってきた場合は、一度現在のお身体の状態を確認することをおすすめします。
Q. MRIで異常なしと言われた場合でも、手術が必要になることはありますか?
症状や原因によっては手術が必要となる場合もありますが、すべての方が手術の対象になるわけではありません。現在の状態を確認し、保存療法で改善が期待できるのか、手術を含めた治療を検討した方がよいのかを、医師や専門家と相談しながら判断することが大切です。
このまま歩けなくなったら不安な方へ
MRIで異常なしと言われても、
- 痛みが続く
- 歩きづらい
- 階段がつらい
といった状態で悩んでいる方は少なくありません。
大切なのは、
「異常なしだから問題ない」
と考えることではなく、
なぜ股関節に負担がかかっているのかを確認することです。
当院では股関節だけでなく、
- 骨盤
- 腰
- 姿勢
- 歩行
まで確認しながら状態を把握しています。
原因がわからない股関節痛でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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MRIだけでなく、レントゲンでも「異常なし」と言われた方へ
MRIでもレントゲンでも「異常なし」と言われたにもかかわらず、歩くと股関節が痛いというご相談は少なくありません。
レントゲン検査で分かること・分からないことや、痛みが続く理由については、こちらのページでも詳しく解説しています。
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柔道整復師による監修・執筆

株式会社カラダ・リバランス
バランス・ラボ整骨院
代表取締役・院長
厚生労働大臣認定
柔道整復師
新藤 公一
公益社団法人 東京都柔道整復師会 会員
公益社団法人 日本柔道整復師会 会員
専門分野
• 股関節痛
• 変形性膝関節症
• 膝関節痛
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
整形外科で
• 「異常なしと言われた痛み」
• 「年齢のせいと言われた症状」
など、原因がはっきりしない慢性的な痛みに対する施術を得意としています。
経歴:
1989年
東京都中野区の整骨院に勤務
1998年
東京都杉並区内整骨院
分院長として勤務
2017年
東京都杉並区阿佐ヶ谷にて
バランス・ラボ整骨院 開設
バランス・ラボ整体院 開設
現在は杉並区阿佐ヶ谷を中心に
膝痛・股関節痛・腰痛などの慢性痛に悩む方の施術を行っています。
臨床経験
柔道整復師として
40年以上の臨床経験
これまでに
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 腰痛
などの症状で悩む多くの方の施術を行ってきました。
当サイトでは
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
などの症状について
臨床経験をもとに
わかりやすく解説しています。
症状でお悩みの方が
ご自身の体について理解を深める参考になれば幸いです。
監修記事
柔道整復師 新藤公一が監修した主な記事







