「股関節が痛くて整形外科を受診したら、
湿布を処方され『しばらく様子を見ましょう』と言われた。」
これは当院へ来院される方から、とても多く伺うお話です。
もちろん、湿布が悪いということではありません。
炎症が強い時期や痛みが出始めたばかりの状態では、
湿布によって症状が和らぐ方もいらっしゃいます。
一方で、
・湿布を貼っても歩くと痛い
・貼っている時だけ少し楽になる
・毎日貼っているのに変わらない
・数週間様子を見ても改善しない
・「様子を見ましょう」と言われたまま不安だけが残っている
このようなお悩みでご相談いただく方も少なくありません。
股関節の痛みは足の付け根だけではありません
股関節の痛みというと、
足の付け根をイメージされる方が多いと思います。
しかし実際には、
・足の付け根
・お尻
・太ももの前
・太ももの横
・腰の近く
など、さまざまな場所に痛みや違和感を
感じることがあります。
そのため、
「腰が悪いと思っていた。」
「股関節なのか腰なのか、自分では判断できない。」
というご相談も少なくありません。
実際に当院でも、腰痛だと思って来院された方が
股関節の動きに原因があったケースや、その逆に
股関節だと思っていた症状が腰の影響だった
ケースも経験しています。
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また、脊柱管狭窄症など腰の神経が原因と考えられていても、
股関節の動きや身体全体のバランスが影響しているケースもあります。
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湿布で「様子を見ましょう」と言われる理由
整形外科では、レントゲンやMRIなどの検査を行い、
骨折や重度の疾患がないかを確認します。
その結果、大きな異常が見つからない場合や
変形が軽度の場合には、
・湿布
・消炎鎮痛薬(ロキソニンなど)
・経過観察
という治療方針になることがあります。
実際に当院へご相談いただく方の多くも、
整形外科で検査を受け、
「股関節の隙間が少し狭くなっています」
「年齢相応の変形があります」
「軟骨が少し減っています」
と説明を受けたうえで、
「まずは湿布や消炎鎮痛薬で様子を見ましょう。」
と言われたというケースが少なくありません。
その後も症状が続く場合には、
・リハビリテーション
・運動療法
・注射
・手術の検討
といった治療へ進むことがあります。
もちろん、こうした治療で症状が改善される方も多くいらっしゃいます。
一方で、
「湿布や薬で様子を見ていたものの、思うように改善しなかった。」
という方が、当院へご相談に来られるケースも少なくありません。
湿布で改善しない理由とは?
湿布は、炎症や痛みを和らげるための大切な治療法の一つです。
そのため、炎症が強い時期や痛みが出始めたばかりの状態では、
症状が軽減する方もいらっしゃいます。
一方で、湿布を貼っても改善しない場合には、炎症だけでは
説明できない要因が関係していることがあります。
例えば、
・股関節の動きが硬くなっている(拘縮)
・骨盤や背骨のバランスが崩れている
・股関節周囲の筋肉へ負担が集中している
・歩き方や身体の使い方に偏りがある
といった状態です。
このような場合は、湿布で痛みを和らげることはできても、
股関節に負担がかかる原因そのものが残っているため、
痛みを繰り返してしまうことがあります。
実際に当院へ来院される方でも、
「湿布を貼ると少し楽になるけれど、歩くとまた痛い。」
というお話を伺うことは少なくありません。
また、股関節が硬くなる「拘縮」は、歩幅が狭くなったり、
立ち上がりや階段の昇り降りがつらくなったりする原因の
一つになることがあります。
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当院では湿布を否定していません
「湿布は貼らない方がいいですか?」
このようなご質問をいただくことがあります。
当院では、
湿布を無理にやめる必要はないとお伝えしています。
痛みが強い時や、湿布を貼ることで痛みが和らいだり、
気持ちが良いと感じたりするのであれば、
無理に使用をやめる必要はありません。
また、医師から処方された湿布や
消炎鎮痛薬(ロキソニンなど)は、痛みを和らげ、
日常生活を送りやすくするために
大切な治療だと考えています。
痛みを我慢して無理に動くことが、
必ずしも身体に良いとは限りません。
そのため当院では、
痛みが強い時には湿布や消炎鎮痛薬を適切に活用しながら、
身体の状態を整えていくことが大切だとお伝えしています。
一方で、
湿布や消炎鎮痛薬を続けても改善しない場合には、
「湿布が効かない」のではなく、痛みの原因が
炎症だけではない可能性も考えられます。
そのため当院では、湿布や痛み止めで症状
をコントロールしながら、股関節だけでは
なく腰や骨盤、歩き方など身体全体の状態
を確認し、痛みの原因を整理していくこと
を大切にしています。
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実際に当院で多いケース
当院へ来院される方の多くは、
「湿布を何週間も貼り続けていました。」
「貼り続けていたら皮膚がかぶれてしまいました。」
「痛み止めはできれば飲み続けたくありません。」
というお悩みを抱えて来院されます。
当院では、股関節だけに着目するのではなく、
全身の筋肉や骨格のバランスを確認することが
大切だと考えています。
そのため、
・骨盤のバランス
・背骨の動き
・股関節の可動域
・歩き方や身体の使い方
などを確認しながら施術を進めています。
その結果、
「以前は湿布を貼ってもほとんど変わらなかったのに、
身体が動きやすくなってからは、湿布を貼ると以前より
楽に感じるようになりました。」
「気が付いたら湿布を貼る回数が少しずつ減っていました。」
とお話しされる方もいらっしゃいます。
もちろん、これはすべての方に当てはまるわけではありません。
しかし、身体全体のバランスや股関節の動きが改善してくることで、
以前はあまり効果を感じられなかった湿布でも、痛みが和らぎ
やすくなったと感じられるケースを、当院では数多く経験しています。
当院の目的は、湿布や痛み止めをやめることではありません。
痛みを我慢して無理に動くのではなく、湿布や消炎鎮痛薬(ロキソニンなど)も上手に活用しながら身体の状態を整え、結果として湿布や痛み止めに頼る機会が少なくなっていくことを目指しています。
手術と言われる前に確認したいこと
湿布や消炎鎮痛薬、リハビリを続けても思うように改善しない場合、
「人工関節しかありません。」
「手術を検討しましょう。」
と説明を受け、不安を抱えて当院へ来院される方も少なくありません。
もちろん、変形が進行している場合や日常生活への
影響が大きい場合には、手術が有効な選択肢となるケースもあります。
一方で、「手術しかない」と考える前に、現在の身体の状態を
もう一度確認してみることも大切だと、当院では考えています。
実際にご相談いただく方の中には、
・股関節だけではなく腰の影響が大きかった
・骨盤や背骨のバランスが関係していた
・股関節の動き(拘縮)が痛みや歩きづらさの原因になっていた
というケースも少なくありません。
そのため当院では、股関節だけを見るのではなく、
身体全体のバランスや歩き方、関節の動きなどを
確認したうえで、現在の状態を整理することを
大切にしています。
手術を受けるかどうかは、
ご本人が納得したうえで決めることが何より大切です。
そのためにも、
「本当に今が手術を検討するタイミングなのか」
「他に確認できることはないのか」
を一緒に考えることも、選択肢の一つではないでしょうか。
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このような方は一度ご相談ください
・湿布を貼っても股関節痛が改善しない
・足の付け根の痛みが続いている
・腰なのか股関節なのか分からない
・リハビリを続けても改善しない
・手術を勧められ、不安を感じている
湿布で改善しない股関節痛では、炎症だけではなく、
身体全体のバランスや関節の動きが影響している
こともあります。
実際に当院へご相談いただく方の中にも、
「股関節が悪いと思っていたら、実は腰の影響が大きかった。」
というケースもあれば、
「腰が原因だと思っていたら、股関節の動きが痛みの原因だった。」
というケースも少なくありません。
痛みを感じる場所と、本当の原因が一致しないことは
決して珍しいことではありません。
そのため当院では、股関節だけを見るのではなく、
・腰や骨盤との関係
・股関節の可動域
・歩き方や身体の使い方
・全身の筋肉や骨格のバランス
まで確認しながら、現在の身体の状態を整理していきます。
また、同じ「変形性股関節症」という診断でも、痛みの
程度や身体の状態は一人ひとり異なります。
レントゲンやMRIの所見だけでは分からない、
身体の使い方や股関節の動き、腰や骨盤との関係を
確認することで、改善への糸口が見つかるケースもあります。
「湿布を貼っても改善しない」
「このまま様子を見ていていいのだろうか」
とお悩みの方は、一人で抱え込まず、
一度現在の身体の状態を確認してみませんか。
股関節の痛みには、
湿布や消炎鎮痛薬が役立つ時期もあります。
一方で、それでも改善しない場合には、
身体の状態を改めて確認することで、新たな改善の
可能性が見つかることもあります。
「このまま様子を見ていていいのだろうか」
と感じた時こそ、一度身体全体の状態を確認する
タイミングかもしれません。
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医療監修・執筆

株式会社カラダ・リバランス
バランス・ラボ整骨院
代表取締役・院長
厚生労働大臣認定
柔道整復師
新藤 公一
公益社団法人 東京都柔道整復師会 会員
公益社団法人 日本柔道整復師会 会員
専門分野
• 股関節痛
• 変形性膝関節症
• 膝関節痛
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
整形外科で
• 「異常なしと言われた痛み」
• 「年齢のせいと言われた症状」
など、原因がはっきりしない慢性的な痛みに対する施術を得意としています。
経歴:
1989年
東京都中野区の整骨院に勤務
1998年
東京都杉並区内整骨院
分院長として勤務
2017年
東京都杉並区阿佐ヶ谷にて
バランス・ラボ整骨院 開設
バランス・ラボ整体院 開設
現在は杉並区阿佐ヶ谷を中心に
膝痛・股関節痛・腰痛などの慢性痛に悩む方の施術を行っています。
臨床経験
柔道整復師として
40年以上の臨床経験
これまでに
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 腰痛
などの症状で悩む多くの方の施術を行ってきました。
当サイトでは
• 膝の痛み
• 股関節の痛み
• 脊柱管狭窄症
• 慢性腰痛
などの症状について
臨床経験をもとに
わかりやすく解説しています。
症状でお悩みの方が
ご自身の体について理解を深める参考になれば幸いです。
監修記事
柔道整復師 新藤公一が監修した主な記事







